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4)2学期を終えて 今学期のデザインのクラスは2つ。相変わらず同じメンバーの顔ぶれ。正確に言うと、去年Portfolio Reviewに受かったのは24人だったらしい。一昨年受かったけど1年休学して戻ってきた人が1人いるので、全部で25人。その後先学期に1人休学し、1人キックアウトされたので結局クラスは23人に。さすがにここまでくると皆とも仲良くなり、クラスの雰囲気もぐっと和やかなものになった。 ここでクラスについてちょっと紹介すると、このクラスはアジア人がとても多い。24人中12人はアジア人で、中国人(移民含む)はその内8人いる。アメリカ人はたったの5人。あとはメキシコやノルウェイ、 フィリピンから。学校全体の生徒数50%以上がアジア人から成り立っている事を考えると特に不思議なことでもないのかもしれないが、学部によって人種はけっこう偏っているのだ。
今学期はデザインのクラスが2つで、プロジェクトの数は全部で8つ。その内プレゼンが2つあって、前半は比較的余裕を持てた気がする。デザイナーの作品をリサーチして分析するのは思った以上に大変だったけど、勉強になった。この時私はもう1人のクラスメイトとなぜか後輩クラスへ出張プレゼンまでさせられたりもした。すごく嫌だったけど、終わってみるとホッとしてなぜかうれしかった。嫌いなことをキチンとやり遂げた満足感だったのかもしれない。 印象に残っているプロジェクトはGrid Systemを使った本制作とグループプロジェクト。Grid Systemは自分が選んだテーマを元に独自のGridを作っていく方式で、クラフト技術も含めいろいろな事を学んだ。実際に作った本は完成度が高く、ちょうどその時やっていた韓国の学校との交換ギャラリーに私の作品も出品された。グループプロジェクトでは5人でチームを組んで担当分担して行う共同作業の大変さを体験。自社のProposal Packageを作ったり、休日にチームで下見へ行ったり、最初のクライアントとのミーティングを実践でやってみたりと出だしから本格的。最終日の前日には全員学校に泊り込みで食事も取らず、25時間ひたすらデザイン。最後には疲れ果て、出来上がったデザインを見て泣き出した事もあった。チームワークの難しさや大切さを理解できた気がした。 でもデザインをやっていると偶然の悲劇とでもいうのか、トラブルが大発生する時もよくある。例えば私が提出日に最後の仕上げ、Bindingを頼みに印刷屋へ行くと、その印刷屋の電気がたまたまダウンしていて機械類は全て停止状態。前の週からBindingが上手だという人に予約まで入れておいたのに・・・。その後クラス時間まで必死に走り回り、やっとしてもらえる所を見つけたら担当した人がミスをして1ページ台無しにされた。すぐにアパートへ引き返し、もう一度プリントアウトし直して印刷屋へ舞い戻る・・・という状況ですべての作品が仕上がったのは提出の1時間前。こんな事がなぜかよくある。 学期の始めは相変わらずストレス三昧の日々で、冬休み直後は体力もなく、いつも眠たくて体がダルかった。さらに後半に入ると3つのプロジェクトが同時進行に進み、先学期と同じくらい目の回るような日々。教授は「時間が多くあると生徒はLazyになる」と言って、いつも莫大な量の宿題を課した。友達ともほとんど会わず、週末はいつもコンピューターの前に座り続けていた私。アイディアが酷評され続け、かなり凹んだ時期もあった。でも頑張った分だけデザインはいいものになったし、今学期は作品を通してGridとタイポグラフィーをより深く理解できた気がする。 2月には学部の奨学金に応募。自分の作品10点のスライドを作るのに本当に苦労した。jpgファイルを24枚のスライドフィルムに焼き付けるのに、なんと7時間もかかったのだ!しかも写真屋がトンズラしたりといろいろあって、結局3回もやるハメに。3回目のスライド挑戦の朝、ラボに入ったとたんその建物のブレーカーが落ち、全員退去命令が出たときは本当に泣きそうだった。何か不思議な力が私を幸運から遠ざけている気がしてならなかったくらい。そんな思いまでして応募した奨学金が取れたと知った時は本当にうれしかった。授賞式も本格的で、1人1人がステージに上がり教授からコメントをもらって賞状を受け取るというフォーマルな式だった。バックにはそれぞれの作品が映し出され、ビジュアル的にも楽しくてよい思い出ができた。 ファイナルが終わったあと、教授主催のクラスBBQがあった。クラスでは皆いつもデザインの話で持ちきりだけど、外で会うと会話ももっとカジュアルで個人的なものが多く、皆に親しみを感じた。食事の後はみんなでバレーやフリスビーしたり、シャンパンで乾杯したり。とても楽しい午後だった。私は卒業式では泣かないタイプの子なんだけど、このクラスメイト達とお別れする時は涙がでるかもなー・・・。
来学期はプログラム最後のセメスターとなる。ここまで無我夢中でやってきて、気づいたらもうこんな所まで来ていたのか、という気分。最後はもうひと頑張り、知識も技術もここで学べるものすべてを吸収できたらな、と思う。 (8/25/02) *新学期に学校へ行って初めて知ったが、この前の「Portfolio Review」でクラスの子がまた1人キックアウトされ、プログラムから追い出された。本当に驚いた。教授は来年もう1度同じクラスを取ればいいだけって言っていたのに・・・。 プログラムに入っているからといって安心したらダメだって事みたい。厳しすぎる気もするけど、Facultyはそれだけプログラムの質を大事にしてるということですね。 そして初日になぜか見知らぬ子が1人新たに現れた。なんでも2年前にプログラムをパスできず、卒業が保留になっていた子が戻ってきたらしい。今現在クラスの人数は23人。このままみんな一緒に卒業できますように、と願う今日この頃。。。 (8/29/02)
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