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ロシアの片田舎での6年間 by ゆきのん 私はもうこの片田舎ウラジオストクに6年3ヶ月滞在している。ロシア語を本格的に始めて早7年。あたかもロシア文化人類学者の様に冷静にこの国、人種に対しての長所短所を洞察する事が出来た。色々な家庭で過ごし生活様式、習慣、思考、文学、映画、言語に触れる事により彼らがなぜこんな考えをしてこのように理解しこのような美的感覚なのだろうか??っとまで考えたこともあった。 ロシアを簡単に説明すると、人口1億4千人。ロシア人は一般に東ヨーロッパ人種に属し、中位の身長で髪や目の色は明るいが今は混血がおおい。金髪のイメージがあるが、殆どが染めている。気をつけて見てみよう!この国は歴史的にみて革命、戦争を常に繰り返し、それに疲れてしまったのか1917年に世界初の社会主義国家が樹立された。1991年には崩壊してしまったが、今もその影響は私から見ても著しく残っている。政治的にも人間の内面にも・・・こびり付いている。これを一言で言えば「腐敗した国の残酷な政治家」なのでしょう。このことを語りだしたら私は1週間以上の徹夜が始まるのでこの辺で辞めておく。 片田舎は首都モスクワとはまるで他の国かのように停電、断水に悩まされている。私も一時は1週間近く水に触れることが出来ない生活が辛かった。ここはゴキブリが多く(注:日本のゴキブリとは違ってサイズは小さく米粒くらい)でもそれも数が多ければやはり不気味なもの。それをロシア人のおばあちゃんは素手でバンバンとたたく姿にはあっけにとられたものだ。ゴキブリホイホイには入りきらなくなり、それをネズミが食べ、田舎では猫がネズミを丸ごと食べて、野良犬は年金生活者に食べられる。真に生態系が出来上がってますね。市内の公園は浮浪者と家亡き子達がお金をせびり歩き、のんびり座ってアイスも食べれない。夜はフリーの売春婦たちが街を彷徨う。 田舎ならではのいい所は市民が(少し)優しい(かも)。道を尋ねれば親切に対応してくれる。あとは自然がキレイで緑が町全体にあふれている事。これは緑化運動が進んでいるのではなく、ただ田舎だから。その綺麗な自然の中(市内)で何処ででも売っている生ビール(500ml、35円)を朝昼、平日、関係なく飲みながら歩くのは当たり前。これは私が一番気に入ったここの習慣かもしれない。 この国の歴史、文学に興味のある人はぜひ行ってみてください。 (6/18/01) |