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■ 2003/08/01 (Fri)  1週間終了

今日はまたMed-Surgで働く新採メンバー14人で集まってskill labというのがあった。
血糖測定器の使い方の説明。器械に患者ナンバーをいれると出た数値がそのままコンピューターに入力されるというしくみ。うまいことできてるわねー。そしておまけに自分の血糖値まで測ったりした。正常範囲で安心。。
あとIVの練習。フェイクの血管を使って刺してみる。私が働いていた日本の病院で見たことのあるサーフロー針とは違いこれまた針刺しがおきないようにできているグッズだった。
あとは救急カートの説明を受けたり、PCAポンプの使い方などなど・・・・。

こういうのを指導してくれるのは同じくRNなんだけど、教育担当の人はみなeducationのdegreeを持っているようでバッジにRN, EDと書かれている。
分業ができてるなー。

1週間終わってたまった山のような書類。帰りしな整理用にOffice Depotによってファイルと整理フォルダーを買った。

いやーしかし1週間終わったよ〜。
・・・とまあ、今日は仕事が終わった後、疲れてるはずなのになぜかうれしくて夜は外食へでかけました。



■ 2003/08/04 (Mon)  糖尿病クラス

今日の研修は糖尿病(DM)について。
新規採用の人でDMに関係のある病棟に勤務する人プラス興味のある他の病棟の職員が集まった。
どでかい冊子をもらい、冊子をみながら講師の人の説明ありぃーの、ビデオ見ぃーの、クイズに答えぇーの・・・で朝7:30から始まり14:30に終わった。

「これはあくまでもOver Viewよ」と何度も言われていたが、Basicのbasicをきちんとおさらいする形だった。私にとってはすごくいいおさらいになった気がする。一部読むのがついていけてないのがあるのでこれからまた資料を見直しておこう。

座って聞く研修は来週火曜にもう一回あるだけであとは病棟でプリセプターとの研修に入る。

私の病棟はアメリカでは一般的ではない3交替勤務。
そして日勤の私は朝7:30〜夕方16:00の勤務で週5日。(土日もあるので大体3日働いて1日休み、3日働いて1日休み、4日働いて1日休み・・・というサイクルになる)
当初夜勤の予定だったが、今は空きがないとのことで日勤になったんだけど、当初覚悟していた超不規則な生活とは違い、なんかとても規則正しい生活になりそうな予感がする。
規則正しいのはいいんだけど、朝早いのきらいなんだけどなー・・。あと連休がほとんどないのはつらいなー。



■ 2003/08/05 (Tue)  プリセプターさん

先週の木曜に続き、2回目の病棟勤務。
受け持ち患者さん5人。これを多いか少ないかというと、その患者さんの状況次第だとは思うのだけど、うちは組合が強いらしくかなりナースの職場環境は守られているらしい。
もちろん今はプリセプターさんにくっついて歩いてる。・・・ので責任が自分ではなく彼女にある。・・という点では楽といえば楽な状況だけど、これでお給料もらってるわけだからがんばって覚えていかなきゃなーって思う。彼女は一つ一つの処置や投薬する前にその理由を教えてくれる。それから「go!」といって一緒に行ったり、状況によって私ひとりに任せてくれたりする。
右往左往する私に対し、どんっと構えて笑いも交えながらかつてきぱきと仕事をしているプリセプターさんはほんとかっこいい〜と思う。
「I'm always happy.」とよく言う彼女はすごい前向きな人だと思う。まだまだ仕事や職場の全体像が見えてないけど、彼女のように仕事ができるようになりたいなーなんて思いながら帰りの車を運転して帰ってきたのでした。



■ 2003/08/06 (Wed)  今日のできごと

病棟3日目。今日も受け持ち5人のプリセプターさんについてまわった。
うち一人の患者さんが自分たちの勤務中に息をひきとった。こういっては不謹慎だけど、病院勤務から離れてずいぶんたつので、人が亡くなるのを久々に見た気がした。なんかずーんとくるものがあった。
日本のように鼻や耳に綿をつめて、和式寝巻きを右前に着せて、紐をたて結びにして・・という文化と違って死後の処置とかはどうやるんだろ・・と思ったが、これは全部ナーシングアシスタントのする仕事であって、RNはペーパーワークと連絡係。つまり全然処置を見ることはできなかった。「RNはやらないのか?」と聞くと「それはアシスタントの仕事」という答えが返ってきた。
分業分業・・・。ここのやり方を理解しなきゃ。

あと残り4人の患者さんのうち3人が自分の勤務時間帯中に退院していった。次のシフトに送るのは1人だけ。こんなことは珍しいらしいけど、在院日数短いならではの入れ替わりだなーと思った。すごいその入れ替わりの速さを肌で感じた。

どうでもいいことなんだけど、亡くなることをhe was expiredとかって表現するんだね。expireは私の頭の直訳マシーンでは「期限切れ」なんだけどなー。なんかこの単語に違和感を感じたのでした。



■ 2003/08/08 (Fri)  今日はこんな感じです

昨日は1日お休みだった。ちょうど日本から友達が遊びに来てくれており久々にいろんな話をした。日本でがんばっている彼女の話はなんかすごく刺激的だった。たった一日の休みだったけど、とてもいい気分転換になった気がした。

今日はプリセプターの受け持ち患者4人のうち2人を記録からすべて自分でやってみるようにと言われた。
なんと一人は日系のおばあさんだった。(この病院で日本人or日系はわりと珍しいらしい)そんな彼女はアメリカ生まれなのでほとんど日本語は話せないが、私を見て喜んでくれた。少しわかるところは日本語で話したりしてくれて、私は彼女以上に心の中でうれしかったんだけどね・・。
比較的軽症の二人なので、そんなに忙しくないはずなのに、記録とかひとつずつ確認しながら聞きながらやっていくのでやたらと時間がかかった。横で見てるのと自分がやるのとでは違うもんだなーと思った。

プリセプターのバックアップが大いにありながら割と早めに終わったため、これから入る入院患者も一人でやってみよう!といわれた。次のシフトとの交替の時間まであと40分あった。その間に問診して全身アセスメントしてこれらの記録を書いて・・・と指示された。が、やたらとお話ずきのおじいさんだったせいもあり(っていうか実は私の要領が悪すぎが原因なんだけど)問診の途中でタイムオーバー。プリセプターがちゃかちゃかとすべて次のシフトに送れるように時間内に仕上げてくれた。
あーすいません・・・。でも内心めちゃめちゃほっとしてたり・・。

明日あさっての土日もお仕事に行ってきます。
何より今の一番の課題はお薬の名前と効用を覚えることだわ・・。



■ 2003/08/10 (Sun)  ふ〜っ つかれた・・

昨日は患者3人、今日は患者4人を一応メインで受け持たせてもらった。そんなに状態が大変な患者さんたちではないんだけど、自分が全部するのは今の私にとってはとても大変。患者さんと話をしたり薬を渡したりアセスメントしたりして、さて記録しようと思ったらとってない情報がいくつもあったりして、また患者さんのところへ行く。なんかそんなのの繰り返しな感じ。まだましだと思うのはナースステーションに帰って記録というのではなく、患者さんの部屋のすぐ外側で記録ができるということで比較的動線が短くてすむことかな・・・。
プリセプターさんは私のweak pointがコミュニケーションとすでに気づいてくれているようで、今日まではあなたがcomfortableにいれるように連絡係は私がするからと言ってくれていた。
が、しかし、今日の帰り、「来週の課題は電話連絡ね!」と言われた。来週はすべての電話連絡を自分でするように、もちろん横にいてあげるからと言われた。
自信ないな〜。今日の電話でもオペレーターに「lab(ラボ)につなげて」というのでも「ラボ」という言葉が相手になかなか伝わらなく何度も言い直し、結局横からプリセプターが「りゃ〜ぼ」とでかい声で言ってくれたのが聞こえたらしく無事つながったり・・・。
自信ないからよけい口の開きが悪くなって発音があいまいになってしまう自分がよくわかる。逃げてはいられないのはわかるんだよなー。いつかやらないと慣れることもできないし・・・。あーもくもくと業務だけができるところはないかしら・・。
いろいろ問題はあるけど、英語・英語・英語・英語・・・・これがやっぱ大きい問題だよな〜。



■ 2003/08/12 (Tue)  会話の内容

昨日は一日休みで今日から4日勤。
さてさて、今日はなんだかとても忙しい日でした。プリセプターが「1人新入院患者さんをもつからあとの4人を任せた」と言ってきた。え〜。
が、うち一人はかなり重症で透析あり、輸血あり、患者家族への説明あり、細かな処置がいっぱいありで、とてもとても私にはおいつかなく、しかも呼吸苦とかあるので、適切な判断が瞬時に要求される。指導してもらいながら何かするというということができない状況だったのでつまり、この患者さんはどっぷりプリセプターに任せることになってしまった。

残り3人の患者さんのうちの一人は、下半身が麻痺していて上半身のみ動かせるという体格のどでかい黒人のおっちゃん。吐き気と嘔吐がありつらそうにしていた。で、吐き気止めの点滴した後30分もたたないうちにパンケーキにたっぷりはちみつをのせおいしそうに楽しそうに食べていた。薬の効きがよすぎるというのか、気分の転換が急激というのか・・・。
そのおっちゃん、陽気にいろいろしゃべりかけてくれる。なんだか話題が戦争のことになっていてブッシュがどうのこうのっておっちゃんが話してたので、私が全然何の意図もなしに、会話の間つなぎ程度に「ブッシュをサポートしてるの?」と聞くと上半身しか動かせないその上半身が飛び跳ねる勢いで「N〜〜〜〜〜〜〜o!!」と言われた。うわ、まずっ・・・・と思った。そしておっちゃんに「君はどうなんだ?」とすごい剣幕で聞かれたのでまたこれ考えずに「No」と半ば反射神経で首をふった。じゃあ、おっちゃんはにっこり「仲間だね」と握手を求めてきた。なんだかほっとしたけど、なんで私握手してるんやろ・・・。
この話を後でプリセプターに話したら、政治のことと宗教のことは患者と話さないほうがいいって注意された。この国はまだまだ差別がある国で意図しないで話したことでも相手の大きな心の問題につながることがあるから・・と。
なるほど・・・いい勉強になりました。



■ 2003/08/13 (Wed)  人間関係

職場の人間関係・・・。いやな人がいたり、自分の居心地が悪い環境だったりと、とにかくいろいろと我慢することがでてくるだろうな・・と働く前に腹をくくっていたが、今のところ、想像と違いめちゃくちゃいい雰囲気な職場に感じる。
私のプリセプターはいつも初めて会うナースやドクターやPTや栄養士さんなどいろんな職種の人に「She is a new nurse, but not new.」というところから始まり私を日本で経験のある日本から来たナースで自分がオリエンテーションをしている子だと紹介してくれる。彼女ががユニオンのボスだったり、経験が長くありとあらゆる職員と知り合いだったりするせいでか、たいていの人が私によくしてくれる。(彼女ってそんな権限者なのか・・??と思うくらい)
看護助手の人たちはフィリピーナが多いんだけど、年の頃は私の年上から年下といろいろ。だけど、なんか仲良くしてくれる雰囲気がある。
おかしな英語をしゃべっていたり、返答に時間がかかったりしても「パーフェクトな人はいないから」とか「私も変な英語使ってるから大丈夫」とかやさしい言葉をかけてくれる。
わざと私の言葉の揚げ足をとっていじってからかってくれる面白い黒人姉ちゃんナースもいる。

また、常勤の職員ばかりでなくトラベルナースやレジストリーの多い職場で、短期間しか来なかったり1日だけ来たりする人もいるけど、そういう人も私からみたら(前からいた?)と思うくらい常勤の人と溶け込んでいるように見える。
いい雰囲気なのは私に限ってではなさそう。

しかしなんでこんなによくしてくれる人が多いんだろ・・??って思わず考えてしまう。
これはまだ自分がすべてのresponsibilityをしょってなくて、できたら「よくやった」、できなかったら「しょうがない」「プリセプターがカバーする」という認識があるからかなーって思ってみたり・・。
やたらと小さなことに時間がかかって思った時間内に仕事がこなせなかったり、患者さんのことちゃんと把握できてなかったり、家族への説明があやふやだったり、次のシフトへの報告が全然まとまってなかったり、なんだかまだまだまだまだ未熟だと痛感することはとてもとても多い。
プリセプターは「私はとても我慢強いから何度でも確認して何度でも聞きなおしなさい」と言ってくれるし、「6週間のオリエンテーション期間が終わっても自信がなかったらマネージャーに言ってその期間を延ばしてもらうことだってできるから・・」と言ってくれている。
ほんとにいいプリセプターさんにめぐり合えたと思うし、こうしてプリセプターに守られている環境の間になんとかもう少し、仕事ができているという形に自分をもっていけたらなーって思う。



■ 2003/08/14 (Thu)  勤務時間

前にも書いたかもしれないけど、私の勤務帯は日勤。定時は7:30〜16:00。プリセプターさんが7時には来ていることもあり私も7時過ぎには着くように今のところがんばっている。

終わりの時間は、気持ちがいいくらい16時には帰れる状態になっている。そしてみんなさーっといなくなる。今のところプリセプターさんが時間配分をコントロールしてくれているから私にもそれができているに違いないと思うが、でも日本で病院勤務していたころのように多くのスタッフが(特に新人が)当然残業してるという雰囲気とは全く違うようすが伺える。

大学で勤めていたときも暗黙の了解のように「遅くまで仕事場にいる」=「がんばっている」という公式があったように私は感じていた。もちろん職種の違いによるものもあるだろうけど、こういう考え方は日本人の勤勉さからくるものなんだろうなーとか思う。(もちろんそういう人たちに日本の高度成長期は支えられてきたということを忘れてはいけないんだろうけど・・・って固い内容になってきた・・・)こと自分のこと中心に考えると、今スパーンと時間を切って働いている人たちを間近でみて、けっこうこれって気持ちがいいなーって思い始めている。スパーンと切るのはドライな感じがするけど、みんな(スタッフも患者さんも)がそういう認識であればこれはやっていけるんだなーとか思ったり、仕事を仕事としてとらえてそれ以外は自分の時間と考える捕らえ方(いや文化っていうのかな?)はけっこう賛同できるなーと思ったり・・・。私も考え方がアメリカンになっていくのかしら・・??



■ 2003/08/15 (Fri)  告知

今日は悲しいできごとがあった。
40代のメキシカンのかわいいおじさん。主訴は痙攣で先週くらいから入院してきてて治療しながら検査を受けてたんだけど、おとといのバイオプシーの結果、ドクターからBrain Cancerが発見されたと今日告知を受けた。わりと早期のものだからとにかく1日も早く放射線療法を受けたほうがいいとの説明もあった。その話をドクターのうしろで一緒に聞いてたんだけど、患者さんも奥さんもわりとしっかり受け止めているかのように見えた。
そのあと、しばらくしてから患者さんの部屋に行ったら、患者さんが奥さんと二人で号泣していた。
なんだかな〜・・・・もうほんともらい泣き寸前でこっちまでうるうるきてしまったよ・・・。
こういう告知の場面にでくわすのは初めてじゃないはずなんだけど、久しぶりだから?この4連勤でこの患者さんをずっと受け持っていたから?なんだかわかんないけど、すごくすごくせつない思いがした。

かつ、彼は保険がないということでこれ以上うちの病院では治療が受けられないからカウンティーの病院にうつるように段取りされ、あっという間に転院していった。
あとでドクターとナースが脳の放射線治療ならうちは新しいやり方をやってるんだけどなー・・・と話していた。
なんだかな〜・・・・。保険のことはよくわからないけど、ベストな治療が保険の関係によって受けられないってことなんだよな。
切ないな〜。

転院先でいい治療が早急に受けられますように・・・・。

さてと4連勤が終わり、臨床オリエンテーション2週目を終えてしまった。進歩があるのかないのか、流れ的には少しずつ慣れてはきたかもしれないけど、やはりドクターやDischarge Planner、秘書さん、フィジカルセラピストなど他職種の人との会話の内容が全然見えないことがある。もう少しいろいろ状況や流れに慣れてきたらguessする力がつくのかもしれないけど、今はすぐにヘルプを求めてしまっている自分がいる。
今週は忙しく、ドクターとの電話連絡をまかすと言われながらほとんどプリセプターがやってしまう状況になっていたんだけど、「来週はやるからがんばるのよ」と帰りに言われてしまった。「I have to doですよね・・」というと、「そう、You have to doよ」と。

明日あさってはお休みです。自由に時間を使っていたときには感じなかったけど仕事始めると、お休みってなんかすごくうれしいし貴重だなーと思えるもんですねぇ。



■ 2003/08/18 (Mon)  まだまだ、だめだめ・・・

今日も患者さん5人。うち3人が大変な人で、あー忙しかった・・・。
一人はsickle cellをもってて腎炎を併発している20代の女性。PCAポンプを使って痛みのコントロールをしているけど血圧が低下しちゃって、それでPCAのDOSE変更オーダーがちょこちょこあってそれだけでもう「きゃー待って・・」という状態の私。それに加え、潰瘍性大腸炎の30代女性。超貧血状態で輸血。その人も血圧低下があったり痛みがあったりして要観察で忙しやー。それに肝・腎疾患の末期で腹水あり発熱あり、透析ありのおばちゃん。・・・(って透析は透析ナースが別に来るから私は何にもしなくていいんだけど・・
あとは自殺未遂の20代の男性。刑務所から出てきたら家族にkick outされ孤独を感じて自分でナイフをもって自殺をこころみたけど途中で自分で911コールして救急で入院してきたというストーリー。うちの病院精神科はないというのにどうしてこういう患者さんが入ってくるのか思わず聞いてしまったわ・・。なんでもありなん??メンタルな部分は専門の人にまかせるらしく、とりあえずフィジカルな部分だけしかみてないので健康体な彼にはほとんど何も施さず数回顔をみて終わってしまった。
あとは比較的状態が安定してて近々施設に移るおばあちゃん。このおばあちゃんも点滴の交換とか食事のこととか、数回しか顔見てないなー。
忙しかった・・と言ってしまったけど実は言える立場じゃないよなって思う。そういえる人は私のプリセプターさんだろう。なんというか、任せてもらっているようで実はすべてフォローされているというか、してもらってなかったらえらいことになっているというか、すべてにおいて中途半端にしかできていないし、患者さんの変化もきちんとcatch upできてない自分を感じてちょっとブルー・・。
臨床のオリエンテーションは今日から3週目だけど、最初の頃のみてるだけ〜とは違い、徐々にプリセプターさんもタスクをあげていってる気がする。こうして大変になっていくのかなー・・・。
情報ややることが多すぎて溺れてしまわないようにしなきゃ・・・。
うーんやっぱ大変な仕事だなーなんて思ったりしてます。

しかし、2日休みだとすっかり患者さんが入れ替わっててびっくりだわ・・・。



■ 2003/08/19 (Tue)  今日のこと

昨日の消化不良の経験ゆえ、今日は3人だけ受け持ちにしてもらえないかお願いしてみた。そのかわりドクターや外との連絡も自分ができる限りやってみるようにするので・・ということでプリセプターもagree。それでGoとなった。
ややこしかったり初めての経験の処置や連絡ごとがあったりでプリセプターのヘルプはたくさん必要だった。例えばセントラルライン(IVH)を入れる患者さんがいたんだけど、それは外科医に依頼しないといけないらしい。その患者さんを診てるのはその患者さんのファミリードクター、そして院内の内科医複数なんだけど、だれが何の責任を持っている人なのかさっぱりわからなくってどう連絡をとっていいのかわからなかった。

そんなこんながあって私がヘルプを求めることも多いんだけど、プリセプターさんは私を見てるといてもたってもいられなくなるのか、なんか手を出してくれちゃうんだよね〜。それをプリセプターさんも感じてか、帰りに「私はつい口出し、手出ししてしまうから、あなたができることで私が手出ししようとしてたらStop! Don't do it!と言ってね」と言われた。
(そんなこと言いづらいな〜・・・)
ま、全然よくできたとはいえないけど、ともかく昨日よりは終わった段階で少し中途半端感がマシだったので明日は4人ということになった。でっきるっかな・・・



■ 2003/08/20 (Wed)  発音

こないだも「lab(ラボ)」が通じなかったと書いたが、そんな発音の問題がいくつも出てくる。そこで私の苦手をいくつか紹介。(きっとどこかで賛同してくれる人がいるはず・・と)

Quinton Cathという名前のカテーテルがあるんだけど、それを伝えたくて「クゥィントン キャセ」というのだが、どうも「cath」の部分が通じない。それで「catheter(キャセター)」と言ってみるが通じない。どうも「th」の発音がどうもおかしいようだ。「おー、キャセターね」と、上下の歯の間からちらっと舌を見せて「th」の発音を思いっきり見せつけられた。そうです、私はそう言ってるつもりだったのですがね・・。しかし、なぜにゆえに日本ではこれをカテーテルといいはじめたんだろう・・・。誰だよう、カタカナ英語を作ったのは・・・。
次に、抗生物質の「antibiotics」。これを「アンチバイオティックス」というと「??」という顔をされ、「おーアンタイバイオティックスね」と言い直されたり。(日本にはアンチ巨人とかそういう言葉あるやんか〜〜・・・日本語英語にまたもやふりまわされる・・)
そして利尿剤のLasix(ラシックス)。ことごとく薬品名が違う中でこれはつづりも薬効も一緒ないくつかの薬のうちのひとつ。しかし読み方は「レイシックス」。一度聞いたら覚えそうなものが、Lasixを見てラシックスと反応する自分がなかなか消えない。白いものには着色しやすいが、色がすでについているものには染めにくい。私の頭はそんな感じですんなり新しい知識を受け入れないということか・・・。

・・・とまあ、書き出したらまだまだ頭の中にはありそうなので、いつかトピックにでもしてまとめようかな〜なんて。
さいごにおまけ。
同じ時期に入った同僚の男性RN「Michael(マイケル)」。「まいける〜」なんて読んでも通じないんだよね。みんな言ってるのを聞くと、「マイコ」「マイコ」と・・・。
完全に女性の名前や〜ん・・・。



■ 2003/08/23 (Sat)  いつもと違う感じで・・

昨日はめちゃくちゃ忙しかった〜。それこそ5人の受け持ちの5人ともが「痛い」「吐き気が・・」など訴えがそれぞれあったり、またひとりのじっちゃんはconfuseして点滴抜きそうになってcalm downするのに大変だったり・・・。次のシフトの人が来たとき、「え、もう交替・・・?どうしよう、まだできてないことがいくつもある・・」って感じだった。
・・とまあ昨日は、こんなのが続けばどうしよう・・なんか大変だよ・・と、プリセプターがついてフォローしてくれながらも気弱になって疲れ果ててたのでした。

今日はプリセプターさんがお休みをとられたので、違う人につくことになった。なんかいつもと違う人がプリセプターさんになるのに少々不安だったが、その人はフィリピーナのベテランさんでこれまたいい人だった。違う人と仕事をするのはまたいつもと少し違う感じで見れることがあったり、違う人の仕事の仕方を見るのもいいことだなーと思ったりした。
今日の受け持ちは比較的落ち着いてて、わりとゆっくり時間配分を考えながら仕事ができたように思う。いつもこんな感じで落ち着いていたらいいのになー・・・。
しかし、昨日と今日はほんとに忙しさ具合が違ったな・・・。



■ 2003/08/24 (Sun)  ちち

ベッドの大半に体のお肉がうずもれているような大きな体格のおばあさん。こんな患者さん日本にゃ〜いない。今日は比較的時間があったからCNA(看護助手)さんのお仕事を手伝わせてもらった。そしてそのおばあさんの体拭きとシーツ交換を一緒に・・・。
いやーほんとにこんな大きな患者さんのケアするの大変だと実感。向きを変えるときに患者さんが動いただけでも強靭なベッドがしなる感じがした。まあ、そんな体だからおっぱいもそりゃそりゃ立派なもので、どかーんとお腹からわきにかけておっかぶさってるんだけど、おばあさんが「chichiの下も拭いてくれ」と。え、いま「乳(ちち)」と言った?とふと日本語に聞こえたけど、(そうそうそういや、英語でもchichiなんだー)と前に友達が言ってたのを思い出した。
はいはいchichiね・・といいながら左手でそのお乳をもちあげて右手で拭くんだけど、なんて重いこと重いこと・・・。初めてだわ。こんな体験。
そしてそのおばあさん尿道カテーテルが留置されてるんだけど、その周辺をきれいにしようとしても見えないんだよねー。おばあさんは足を広げてくれているつもりでも内もものお肉がこれまた下腹部のお肉とおっかぶさりあって、どこがなにでなにがどこなんだか・・・。

いやー、今日はすごい体験ができました。
がしかし、今日の教訓。「人間、ここまで太ってはいけません。」お相撲さんのようにそれを仕事にしない限りはね・・・。



■ 2003/08/26 (Tue)  褒める文化

私のプリセプターさんは褒め上手だと思う。そして私もまた褒められ好きなタイプ。褒められると調子にのって気分よくなってやる気がわいてくるタイプ。

褒め上手はプリセプターさんだけではなく、いろんな人がお互い褒めあってるように見える。すばらしい!とかやるね!・・的な表現が日常茶飯事に聞こえてくる。
個人の性格もあるだろうけど、感情を表現するということに関しては日本人のもっているものよりもオープンでいいかえると大げさな印象を受ける。

退院が決まって家に電話をするもう孫もいるであろう年齢のおばちゃんがだんなさんに向かって電話越しに「I love you, honey.」とか最後に言っちゃう文化だもんなー。
うちのおかあさんがそんなこと言ってたら・・って考えるとゾゾゾゾゾ〜ッ。や〜め〜て〜く〜れ〜〜〜ぃ。

ま、それはよしとして、「褒める」=「評価してる」というのはちょっと違うらしい。。・・・ということは、プリセプターが私を褒めながらもオリエンテーション期間を延長しようかという話を出していることからわかる。ぷぷ。ちょっと痛い話ね〜。
ま、でも私にしたら守られて仕事をできる期間は今しかないから延ばしてくれるのならそれはそれで喜んで受け入れたいって思ってるんだけど・・。

ま、褒め上手なプリセプター。もともとできないと思ってるからできると褒めるのか?それってもともとの評価がめちゃ低いってこと?
・・・とか裏をかいてもしょうがないので、正面から褒め言葉を受けてたって、明日からもご機嫌に働いていこうと思ってます。



■ 2003/08/27 (Wed)  1ヶ月

先月7月28日に全体のオリエンテーションがあり、そこから私の仕事がスタートしたので、今日でまる1ヶ月がたったことになる。なんか早いな〜と自分で振り返ってびっくり。。。これまでの生活からすると激動の1ヶ月だったように思う。
仕事がはじまるまでは昼寝好きの昼寝大王だったので、仕事が始まってしまったら昼寝なしに私は働けるんだろうかと、マジで心配していたときがあった。
が、今は5時40分の目覚ましとともに、ピンと目が覚め、シャワーを浴びてカッと気合いいれて、弁当作って、ご飯食べて、6時40分に家を出るという生活が一応続けられている。
低血圧に縁のない高血圧家系の私だからできることなんだろうか・・・。いやいや、これはたぶんまだ自分の意識している以上に自分が緊張状態にあるんだろうなって自分のことながらに分析している。
くたばらないようにしなきゃね・・・。

そうそう、今日は誕生日。なんと32歳。女は30からと言うけど(って誰が言ったんや?しらんけど・・)、30になる年にアメリカに来て、20代とはまた違う楽しさを30代になって感じているなーと思ったりするのです。



■ 2003/08/28 (Thu)  8時間 VS 12時間

なにやら今うちのフロアがふたつに分かれている。・・・というのも今のところうちのフロアは8時間勤務の3交替で週5日(週40時間)がDutyの勤務体制。(これは同じ病院とはいえ各フロアによって違うよう)
が、どうやらこれを12時間勤務にもどそうという署名が起こっている。(昔は12時間だったらしい)

私のボスは現行の8時間勤務に強く強く賛成する派でなにやらそれのリーダー格。彼女から12時間勤務のデメリットをいろいろ聞かされた。
この変化の多い大変なところで12時間集中力を持続させるのは難しい。
それはナースにも患者にもあまりsafetyとはいえない環境を作る。
過去にそんな勤務体制でナースが帰路に事故を起こしたり、事故をおこしかけたという話しも少なくない。
これを聞いているときは、そうね、そうね・・と思って聞いていた。
8時間勤務は私にとってわりと生活ペースを崩さず今のところやっていけてるので、そんなつよーい不服はない。だんなとの時間もあまり今までと変わりなくもててるし・・・。

ただ、12時間勤務の経験のあるナースは断固現行のやり方に反対してる人が圧倒的に多い。
12時間勤務の2交替そして週3日Duty(週36時間)・・・ということは週に4日休みがあるということ。そのほうがいくらか体力的にそして時間の使い方として能率がいいという話。そしてまた1日の8時間を越えた段階から時給が1.5倍になるらしく、働く時間が週40時間から36時間に減るにもかかわらず、給料は3%アップするというおいしい話がついてくる。

帰りしな、私がプリセプターから離れた瞬間から私に署名を求めてくるナースがいた。プリセプターの意思じゃなく、私の意思でサインしてくれればいいといいながらすごく書類を突きつけられてる感じ・・・。かなり無理やり??
うん、確かに確かに12時間勤務のメリットを聞いていると魅力的だとは思うけど、でも正直、決まったほうに従うわよ、私はどっちでもいいのってところが本音。始めたところだし、何も条件に贅沢はいいません、働かせてもらえるなら・・。って感じ。
そんなニュートラルな考えなので、あえてプリセプターを裏切る行為になる署名はやっぱしたくないよなーと思ってしまって、「考えさせてください」といってすり抜けて帰ってきた。

うーん、12時間勤務の経験がないから比較してどっちがいいとかわかんないし、どっちでもいいよ。ほんとに・・・。状況が変わればそれに自分を適応させればいいことだし・・。少なくとも今の子供がいない状況ではなんでもいいです。



■ 2003/08/29 (Fri)  ストマケア

4連勤で4日とも受け持った患者さんが2週間ほど前に大腸がんでストマ(人工肛門)を作り、またおなかを切った正中創の一部がぱっくり開いた開放創を持つ人だった。(一度は退院していたけど、熱が出たから再入院してきた。え、こんな状態で退院してたの??って思うような状況だった。日本だったらそんな状態では家に帰さないだろ〜よ〜)

日本で働いていたときストマケアが好きだった。で、今回こっちでストマケアの患者さんにあたるのは初めて。ETナース(WOCナース:傷とか褥瘡とかの専門ナース)さんと一緒にケアにあたれたんだけど、これが楽しかった〜。1日目と4日目では開放創の傷の状態は確実に違ったし、そのときそのときに応じて薬や処置の仕方を変えていく判断をパシパシしていくのを見ているとかっこいい〜と思っちゃう。私がこういうのに興味あるから教えてくださいと最初に言っておいたのでいつもその患者さんの所に来ると私を探して声をかけてくれた。そして傷を見て「どう思う?」と変化の様子を聞かれる。頭の中では「壊死組織が減って肉芽が盛り上がってきて、すごい改善〜」ってそれなりに一応見解はあるつもりなんだけど、(え、壊死って英語でなんだっけ・・肉芽って英語でなんだっけ・・・)と考えている間に結局「very improved!」みたいな言葉で終わってしまう自分が悲しかった。

ストマの袋交換も日本とほぼ同じで使う物品にちょっと違いがあるだけだった。やってみる?と言われてETナースのさんの指導のもとやらせてもらうことができた。
久々の経験でどきどきわくわくだったけど、おなかにしわとか全然ない患者さんだったのでやりやすかった。
自分の自己紹介のところにもちょっと触れているけど、将来こういうことをもうちょっと専門的に勉強してみたいなーってのは前から思っていた。
でも今日やってみて、「そうそう、こういうことがしたいことなんだよな〜」なんて改めて思ったのでした。

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