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■ 2004/01/03 (Sat)  知らぬ間の年越し

楽しかった家族との日々もあっというまに過ぎ、すっかりみんな日本へ帰ってしまった。寂しさをかみしめる暇もなく、正月は一日から三が日、3連勤だった。
家族が来ていたせいもありなんだか曜日感覚、日にち感覚がいつもと違う感じだった。クリスマスに年末年始、非日常に非日常が重なって一気に駆け抜けていったという感じ・・・。

いまさらながら去年1年を振り返ると、やはり私にとって最大のできごとは「RNデビュー」だったように思う。
大変なことたくさんありながら、そしてまだまだ課題は抱えながら、なんとかここまで続けてこれている。それだけでも仕事始める前の不安をばりばり抱いていた自分から見たら「よくがんばった」と言ってあげれるれるかなーなんて思う。
だんなも全く別分野だけど試験に合格したり思っていた会社への転職をすることができたりと、うちは二人して何かと変化の大きかった年。
アメリカへ来てもうすぐ3年。いろいろあったけどようやく基盤が整いつつあるという感じかな・・・。

今年の目標・・・。とにもかくにもビザスクリーンの試験に合格したい。それでグリーンカードをとって早くステイタス的な安定を得たいと思う。それから車に、家に、子供に、そして進学に・・・といろいろ欲は次から次へと出てくる。
もちろん仕事もがんばりたい。仕事始めて1年が過ぎたころに同じ病院内での移動もいいかな・・とかも考え中。

1年後はどんな自分がいるんだろう・・・。きっとこの1年もあっというまに過ぎるんだろうな・・。一期一会で人との出会いを大事にしながら、今年も一日一日楽しくがんばっていきたいなと思うところです。



■ 2004/01/04 (Sun)  4歳児のふしぎ

こないだの家族の訪問で姉の子供、4歳半になる甥っ子も一緒に来ていた。
姉のおなかの大きいときから一緒にいて、生まれる時もなぜか立ち会ったこの甥っ子は私にとっては何をしてもかわいくてしょうがない存在。

しばらく会わない間に子供のすごい成長を感じる。特に幼稚園に行き始めてからのボキャブラリーの増えたこと増えたこと・・・。そのスポンジのようになんでも吸収されていく脳細胞、記憶力のよさには驚きとともにうらやましさを感じずにはいられない。

サザンファンの姉に影響され桑田さんの歌をかなり知ってる。中でも好きな曲は「マンピーのGスポット」と「勝手にシンドバッド」。桑田さんのエロい歌詞の意味を考えず大声ではりきって歌っている甥っ子を見ると大人が恥ずかしくなる。が、歌うといつも「マンピーのCシュワッチ、Cシュワッチ・・♪」と変形している。間違いを正そうともせずなぜかほっと安心する私。

ハムスターのぎんちゃんと遊んでいるときぎんちゃんが手の上で発情してしまった。どう説明していいのか全然わからなかった・・・。で、適当にごまかしてしまった。
子育てって難しそうだな〜。

4歳児にとってこの外国はどう映ったんだろう。
いくつかおもしろいことがあった。
黒人の子供をみて私にも「小さいとき黒かったの?」と質問してきたこととか、白人のおばさんに英語でしゃべりかけられて「なにぃ〜?」「なんて〜?」とネイティブな大阪弁で平気で聞き返してたりしたこととか・・。
幼稚園でも英語の時間があるらしく「はろー」「はうあーゆー」くらいは意味がわかって言えたりしてた。

どっちが好き?という質問に、将来は電車の運転手さんになるという電車のことならおまかせの電車博士にとっては電車をほとんど見る機会のないこの街は大阪ほど魅力はなかったようす・・・。
しかし、また来ておくれ。

次会ったらまた大きくなってるんだろうな・・。
元気に大きくなぁ〜れ!



■ 2004/01/06 (Tue)  CNAがいない・・・

今年に入ってからめっきりCNA(看護助手)さんの数が減った。ま、正月だからかな・・と元旦早々は思っていたが、どうもRatioが変わったとか・・・で、欠員をResourceから雇わずに欠員のままになっている。
こないだはCNA一人が16人の患者さんを受け持っていてヒーヒー言っていた。今日はうちのフロア患者数80名いたのにCNAがなんと3人。一人が26−27人の患者さんをケアする。
それは何がなんでもむちゃだ・・・。ごはん配ってオムツかえるだけで時間が過ぎるというもの。
そのとばっちりはもちろん直ナースにかぶってくる。
うんちが出てオムツを替えてくれ・・といわれても、CNAが見つからない。探す手間を考えたり、彼女の忙しさを考慮すると自分でやるというチョイスしかない。バイタルサインももちろんRNが測定。みんな体温計や血圧計の奪い合い。体も拭く。
そういうの、ぜーんぶ日本では普通にやってたことだから、私の場合別に抵抗はない。ただ忙しくなる。これは大きく他の仕事に影響してくるけど、オムツを変えたり体を拭いたりするのが基本的にいやというわけではない。しかし、これまでこういうことを全然してこなかった生粋アメリカンRNたちはかなりの抵抗を示し、もうこの状況に完全にきれている。そういう人は自分でやらずに意地でもCNAを探し、待っているようす。(患者さんを待たせているというのか・・)
私のプリセプターさんだった人は組合のリーダーだからこの状況に絶えられず、なんだかの署名を集めたり上の人にComplainしたりとそれもまた忙しそう。私が声をあげなきゃ誰があげるの!!といった勢いでそれはそれはありがたいが、彼女の患者さんはなおざり・・!?

巻き込まれるのはナースだけではない。たぶん一番の被害者は患者さんだろう。患者さんはそんな状況を知るわけもなく、体を拭いてくれ、ジュースがいる、氷を・・・なんてCNAに対する要求はこれまでと同様普通に出てくる。が、それにこたえてられないのが現状。
RNもそれくらいすぐやってあげれそうなものの、どうしても薬や検査ごと、ドクターとの連絡などが優先なので、そういう患者さんのリクエストはついつい後回しになってしまう。

どうなんだろう。この状況。
この先、日勤も準夜も深夜も受け持ち患者が6人になるという。夜勤帯ナースにとってはこれまでより人数が減る設定なのでありがたいお話。が、これまで5人の受け持ちだった日勤帯にとっては大変な変化。どう考えても一番処置は多いし、ドクターの指示も多いし、食事だって3回のうち2回が日勤帯にあるわけだし、することの多さという点での忙しさではダントツなのに、なぜ今頃そんなFlat Ratioにするんだろう・・・。

ま、矛盾、不満、疑問はあるけれど、声をあらげて文句いうほど私は病院やシステムのことがまだまだよくわかってないし、今の私にできることは目の前の現状に適応していくということ。
でも状況を改善してくれるリーダーにはついていきたいし、支援していきたいな。



■ 2004/01/08 (Thu)  世にもふしぎな・・・

昨日はすっごい創を見た。褥瘡??ともいいがたいし、なんていうんだろう、もうとにかく初めてみるようなそれはそれは驚くような創部だった。おしりの方から見ると複雑な形で空洞が続いていて、骨と腱のようなものがもろに見えている。そしてそれに皮がのっかっているようで、そこからたくさんの浸出液が漏れ出てきているという感じ。(日本語でもうまく説明できないな・・なんしか見たらきっと普通の人は驚くと思う。その創のでかさといい、形といい、深さといい、色といい、においといい・・・)
その患者さん、黒人の40代半ばの顔は童顔のおじさん。10数年前交通事故に遭ったとか・・。でその創だけが問題じゃない。下半身不随。右足は太もものつけねのあたりからカットされていてなく、左足も極端に変形していてどっちが上向きなのかわからないようになっている。で、Colostomyがおなかの左側に、Urostomyがおなかの右側にある。・・つまり膀胱・腸ともに普通には機能していない。それはそれは複雑な体になってしまっており、事故は恐ろしいな・・とも思うし、その人の生命力もすごいなって思う。
でも、普通に布団かぶって座ってごはん食べている姿は全然普通のおじさんに見えるんだよなー。そう、上半身は全然普通。

で、そのおじさんのWound care。これが大変だけど、なんかすごい楽しかった。楽しかったっていうと失礼だけど、やっぱこういう分野に自分は興味あるんだなーってこういうときすごく思う。生食でクリーンにして、清潔なガーゼでそれをふきとって、細かい部分はQ-tipといわれる綿棒の長いものでちょっちょっとていねいにふき取る。それから清潔ガーゼにAcetic Acid(酢酸のことだっけ?)を含ませ、それを創部につめていく。それであて綿をあてて、テープでカバーして終わり。だけど、この作業に30分かかった。
このインストラクションはETナースのアセスメントによってそういう指示がされてあるので、そのとおりにやるんだけど、こういう指示を出せるETナースはすごいなーって思う。そのインストラクションがなければ、なにをどうしてケアしていいか、たぶん検討もつかないと思う。
ところで、Acetic Acidは何のために使うんだろう?感染予防か?この人、こんなにすごい傷なのに、そこに壊死組織はみられない。この創のケアのゴールはなんなんだろう??
・・・とやりながら疑問はいくつも湧いてくる。
ETナースさんにチャンスがあれば聞こうと思っていたが、そのチャンスはなかった。

この創部があまりにもインパクトありすぎたのか、夢にまででてきた。

でも、今回も感じた。Wound Careのきらいなナースが私の周りに多いこと・・・。「ドレッシングチェンジ?うへー、最悪・・・」といった感じで、なんだかとてもこの患者さんというか、この患者さんのケアははずれくじのように思われている。

たしかにすごい臭いを放ってた。人工肛門に、人口膀胱、それらのケアをすべて終えたら、その部屋からの臭いは強烈で廊下までただよっていた。マスクを忘れた私の鼻はしばらくおかしかったが、こういうときうまく口呼吸に切り替える技?をもっている。
その患者さんの廊下のすぐ前で記録をしていると、私の後ろを通る誰もが「うわー何この臭い・・」「Stink!!」とか言って通っていく。なんだか数人に立て続けにそういわれると、私がくさいといわれてるような気もしてきた。

ま、そんなわけで今日は休みだったけど、また明日もこの患者さんのケアにあたれればいいなーとか思ってる私なのでした。



■ 2004/01/09 (Fri)  撃たれた子

今日受け持った患者さん。すっごくかわいいー顔したメキシカンの女の子。27歳だったけかな・・。
Pain Controlで今回入院してきている。痛みは左の足全体〜臀部、そして腰あたりまであるという。痛みはGSWによるもの・・と夜勤ナースからのレポートに書かれていた。

(夜勤ナースはリソースナースで、紙切れのレポートが置かれていただけで直接会って話していない。欲しい情報が不足していて、質問したくてもできないので、やっぱ口頭レポートができるように勤務体制を整えてほしいと思うもの、人手が足りないのでリソースのナースに頼らざるを得ない。で、リソースナースの勤務時間は朝7時半まで。うちらレギュラーの人の勤務時間は7時半から。この入れ替わりの時間を待たずしてたいていのリソースナースは紙のレポートを置いて帰ってしまう。レギュラー勤務の人は朝8時半までがDutyだからゆっくりレポートできるんだけど・・・。これって、でも考えたら怖いよねー、患者さんにとって受け持たれたナースがリソースナースだった場合、ナース不在の魔の時間?みたいな時間があるわけで・・。これまでこの間に大きな問題は起きてないんだろうか・・??・・・と、ま、この話はこの辺にしておいて・・)

さっき書いたGSW。この略語、少なくとも私は日本では見たことのない略語だけど、Gun Shot Woundの略。彼女はどうやら撃たれたらしい・・・。
そういう情報をもとに患者さんのベッドサイドへ行く。さっそく痛み止めが欲しいというので、痛みはどこか、そしてそこを見せてもらった。彼女のふとももの裏側あたりそしてお尻に5−6ヶ所のパチンコだまくらいの大きさの赤い斑点があった。みると、おなかにばっさり開腹手術の痕が残っている。彼女から話を聞くと弾が貫通して先月手術を受けたの・・と。そしてそれはEx-husband、つまり昔のだんなに撃たれたんだという。
ひえ〜〜。
今回の入院は2回目でペインコントロール目的だけど、前回のその撃たれた直後に入院したときはひどい状況で病院に来ていたことがわかった。左のおしりあたりから撃たれた弾は右の側腹部あたりへと体を貫通したらしい。で、彼女は右側の腎臓摘出術、脾臓摘出術、一部大腸切除術を受けていた。

怖いなー。しかもそれ、たった1ヶ月前のできごとだし・・・。

なんとなく話しやすい子だったので、午後からちょっと時間があるときに話を聞いてみた。というか、聞くといろいろ話し始めてくれた。どうやら前のだんなと別れた後、彼女にボーイフレンドができたのに嫉妬したらしい。
で、「昔のだんなはもう追いかけてこないの?どこにいるの?」と聞くと、
「死んだ。」
「え??」
「・・・私を撃ったあと自分自身を撃って私の前で死んだの。」
と・・・。

「・・・・」

鳥肌がたった。

ERでもないので、そんな話を聞く機会はこの病棟にいてあまりない。昔撃たれたんだというおっちゃんの話はきいたことがあったけど、彼女の話はつい先月のことだし、傷がまだ癒えてないし、すごく生々しく感じてぞわ〜っとした。

「ごめんね、そんな話聞いちゃって・・・」というと、「ううん、奴はCrazyだっただけなのよ・・」って笑って彼女は返した。
傷はまだ癒えてない。けど、それは若いしどんどんよくなっていくだろう。でも彼女の心の傷はこれからどうなるんだろう・・・。
乱射されたようだからうちどころが悪かったら死んでただろう惨劇。命が無事でよかった、って思うけど、これから生きててよかったって思えるような人生であってほしいなーと心から願うのです。



■ 2004/01/10 (Sat)  低血糖

朝行ったときから自分の受け持ちの患者さんが低血糖だーといって夜勤ナースが走り回ってた。血糖値が68と低い状態でオレンジジュースを飲ませたあと再測定すると28という、不思議な現象が起きたという。
えー測定器変えてみたらーなんて言ってたけど、何回やっても低く出る。
ま、そんな状態で患者さんをパスされたから朝から大変だった。患者さんの意識状態ももうろうとしてくるし、D50と呼ばれるデキストロースをIVプッシュしても血糖値が45とか46までしかなかなかあがらないし、朝7時半から10時半ごろまでこの患者さんにかかりっきりになった。
やっとこさ、なんとか血糖値は回復して意識状態もやや普通に近い状態に回復したのでひとまず安心かな・・。

その患者さんをみつつ、合間をぬって他の患者さんとこにバイタル測りにいったり、薬配ったり、記録したり、電話対応したり、あ〜いそがしや。

私の偏頭痛がとまらない・・・。

この患者さんの内分泌を担当するドクターに連絡。これがなかなかつかまらなかった。つかまったときは割りと安定してから・・。
で、患者さんは血糖コントロール薬をもっているが、それは昨日から全部Holdしているし、インシュリンもおとといの夜から使っていない。で、状態はこれこれで・・と報告すると、たぶんおとといの夜につかったインシュリンの効果が続いてるのかもしれないと・・。この患者さんは腎臓にも問題があるからそういうことは起こりうるね・・と説明してくれた。

「オレンジジュースあげる」=「血糖があがる」・・・とか普通起きるであろう状態にならなかったので、自分の中でなんでなんで?と、とても複雑に感じたケースだった。けど、なんとなくドクターの説明で納得する私。とりあえず患者さんは大丈夫そうだし。
でも低血糖ってナースの介入がなく放っておくと命の問題にもなるから、やっぱ自分の仕事って命扱ってるんだなーとか改めてそんなことを考える機会になったのでした。



■ 2004/01/11 (Sun)  怖いドクター

チャージナースの遅刻により、アサインメントが決まらずみーんながスロースタートとなった。

そんなこんなで私は3連勤の3日目だというのに、オールアサインメントがチェンジされ、全く昨日とは違う患者さん5人を受け持つこととなった。

夜勤ではリソースナースが私のすべての患者を持っていたため、紙切れが置かれているだけで、またもや何の口頭申し送りも受けれず。しかもそのうちの一人はA4サイズ(いや、こっちでいうレターサイズ)の紙にぎーっちり情報が書き込まれている。なに、そんな複雑な患者さんなの???
とまどっていると、常勤の夜勤ナースがわかる範囲で申し送ってくれた。そして昨日も日勤でいたナースがある程度その患者さんに起こったできごとを知っており、その人も少しヘルプしてくれた。

要は患者さんが大変なのではなく、その患者さんのドクターが厄介ということだった。肺外科医なんだけど、なんたってわがまま・・らしい。すべて自分の思うようにセットアップされていなければナースをどなりちらすので有名らしい。それで昨日もその先生が行うはずだったprocedureに対し、物品がそろっていなかったことで大声でナースを怒鳴り散らして帰ったらしい。(私は違うWingにいたので、そんなこと全然知らなかった)
昔からいる秘書さんも、どのナースに聞いても「最悪」「苦手」「ナース殺し」などと悪い評判ばかり。
そういうみなは私がその先生のprocedureにつくということで一同に「かわいそう・・・」という。
そのprocedureは正午か1時ごろから患者のベッドサイドでするというドクターのオーダーだった。

どんな先生が来るんだ?いったい・・・・。

とにかくぬかりのないようにすべてをセットアップしてと言われた。
なんだい、それ・・・。

なにが完璧な準備かもわからないので、スーパーバイザーに相談したところ、「おーその先生なら私もたちうちできないわ。」といってHouse Superviserと呼ばれるナースの偉いさん(どれくらい偉いのかな?看護部長みたいな人?よくわかんないけど)を呼ぶことになった。

え、そんな対応しなきゃいけないって、いったい・・・。

で、その偉いさんのナースは11時半くらい前からその患者さんのベッドサイドに来てくれ、物品のチェック、そして患者さんのベッド周りをすべてチェックし、これでもかというくらい入念なセッティングをしてくれた。私が先生のアシストをすべてするから、あなたは先生の言われるとおりに動いてと言われた。

そして待つこと2時間。(もちろん私はこの偉いさんナースにちょこちょこ見ててもらいながら他の患者さんのところに行ったりすることはできた。)
で、ドクター到着。うーん、たしかにコワモテ・・・。
でもいきなり、名前はと聞かれ、これみてごらん、このジョークわかるか?といわれ紙をわたされた。みてみるとマイケルジャクソンの整形についてのなんかのジョーク。で、「See」とかいって見せてくれた写真はマイケルジャクソンが巨乳になった合成写真だった。
なんだい、そりゃ・・・。
でも怖い先生がこんなことしてくれてるんだ、笑っとけ・・と言い聞かせとりあえず笑っておいた。
これで機嫌とれたのかな?よくわかんないけど、とりあえず終始機嫌よくprocedureは無事終わり、後のいろんな指示も丁寧に教えてくれ、とてもみながいういやな先生とは思えなかった。

あとで「どうだった??」と心配そうに聞いてくれた何人かのスタッフ。
「いやー、とても今日は優しくっていい人でしたよ」って言うと、「えーーーーーー!!」とブーイング。「きっと満月か何かのせいよ・・」と。

ま、なんだかそんなことがあった1日でした。
この先生の怖いところ見ずにすんでよかったような、でもそんなに言われる怖いところをちょっと見てみたかったような・・・。なんかそんな気分なのです。



■ 2004/01/13 (Tue)  12時間シフトへ移行?

前々から言ってた12時間勤務への移行だけど、ついに今日はそのVOTEについての説明のミーティングがあった。
今月末に投票して多数決で決めるようす。

もうみなの反応から8時間勤務から12時間勤務への移行は明らか。
8時間勤務を支援する人はごくごく少数で、いまや私もどっちがいいって聞かれたら12時間勤務のほうが魅力だ。
週に働かなくてはいけない日が5日から3日に減る。つまり、休みが週2日から4日に増えるわけ。12時間連続勤務はしんどそうだけど、これまでダブルとか4時間オーバータイムとかを経験してやってやれなくないことだと自分では一応思ってる。
しんどくても毎日のように出て行くより3日だけでいいと言われるほうがやっぱ今や魅力だなー。
それにアメリカでは12時間勤務のほうが主流だし・・。人手不足の時リソースナースを雇っても、こっちが12時間勤務なら先ごろ書いた魔の空白時間がなくなるわけで、絶対いいよなーって思う。

・・・でだ。今現在日勤・準夜勤・夜勤と3シフトあるわけだけど、それが2シフトになる。この機会が夜勤への移行どき?
私はそもそも何でもいいですと面接の時いって、「じゃあ夜勤ね」といわれておきながら働く直前に「今夜勤に空きがないからまずは日勤で」と言われ今や日勤専門ナースになっている。
夜勤でもいいなって思うのはまず時給がちょいアップする。1ヶ月にしてみれば500−600ドルは手取りで変わってくるよう。それはとっても魅力。あとは積極的な意見ではないけど、今は子供がいるわけじゃないし、ま、それほど年老いてもいないし、夜勤するなら今かな・・っていう意見。
でも日勤してみて、やっぱ朝は多少早くても朝起きて夜寝るこの生活リズムはいいなーって思ったりすることも多いので、お金じゃないかなーと思ったり。あと、最近思うのは夜勤すると9時5時勤務の職種の人との接点がなくなるよなーと思う。自分の場合PICCラインナースやETナースさんたちと話したり、働いているところを見て教えてもらったりできてる経験がとても貴重な感じがするので、そういうの逃したくないなーと思ったり。

さてはて、どうしよう・・・。
日勤希望!とするのか、どっちでもいいですよ〜とするのか、ちゃんと考えなきゃ・・・。(あーでも日勤希望者が増えたら自動的にうむをいわせず夜勤に流されそうな気もするけど・・・)



■ 2004/01/14 (Wed)  おち○ちんの話

これって書くの不適切かな〜・・・・
・・・とか思いながら今日のフレッシュなネタを書いてみます。(不適切と感じる人がいたらすみません・・・。私の感覚、医療職でちょっといやかなり?マヒしてるところがあるかと思われます・・・)

80歳のおじいちゃんの患者さん。ナーシングホームとうちの病院を行ったり来たりで私が知ってる範囲でももう4回目かな・・彼を見るのは・・。
で、いつも少し気になっていた。おじいちゃんのおち○ちんはいつも元気。
前の入院で見たときはconfuseしていたけど意識があった。だからオムツとっかえるときでも、(ま、何かの刺激かな?)とか(なんだ?変なこと考えてるのか?)とか、(まあ見なかったことにしよう・・・)とか、自分の中ではそんなレベルで終わっていた。
が、今回の入院でおじいちゃんの状態は悪化しており、意識はない。刺激をあたえると「うーん・・」とかうめく程度。亡くなるようなことがあっても何も蘇生しないでくれと家族もDNRに同意している。
それでもおじいちゃんのものはピンッと元気。
これにはかなりの違和感を感じる。昨日、今日と受け持った私は真剣に悩んでいた。
何かの神経が侵されているのか・・・?
しかし、どこの神経が侵されるとこういう現象が起きるのか??
何を調べればわかる?
・・・

ドクターは来てもオムツの中まではのぞいていかない。つまり、もしかして私はこのことを報告したほうがいいのか??何か大きなことを逃してはいまいか・・・?

なんだかそう考え出すと急激に「病気によるもの」と自分の中では思いはじめてきた。

で、次のシフトに送るとき、次のナースがベテランナースでいろいろ聞きやすい人だったのをいいことに聞いて見ることにした。
ちょっと声のトーンを下げて真剣に、
「この患者さんのあれ、いつもこうこうですよね。なんでこんなことがおきてるんですか?」

・・・・
ぎゃーはっはっはぁ〜〜〜〜!!!

「あんた面白いね〜。あれはインプラントして大きくなる手術を受けただけでしょうよ。」

あれ?うわ・・・笑い飛ばされてる?私。。。
そうなんだー。寝ても垂れないインプラントおっぱいは見たことあるけど、おち○ちんバージョンを見たのは初めてなもんで・・・。
あー、でも病気じゃなかったんだ・・・。
なーんだそういうことか・・・。
あー、下手にチャートしなくてよかった・・・。

などなど・・。なんだかなぞが解けてすっきりしたような、でも複雑なようなへーんな気持ちになった私だったのでした。

いや、こういうケース、見たことある人はわかってくれると思うけど、意識のない人であそこだけ大きいのはやっぱすっごい不自然だよ・・。
オムツ開けるとき、なんかいつも怖いんだよねー・・・。びっくり箱開けるみたいな感じで・・。



■ 2004/01/16 (Fri)  静かなバトル

8時間勤務から12時間勤務への移行?の続きだけど、12時間勤務希望が優勢かと思いきや、8時間勤務サポーターがすごい勢いで動き出している。

昨日、今日とシニアナース(ベテランナースのことをみんなこう呼ぶのよねぇ・・)数人に個別に呼び出された。
「どっちがいいと思ってる?」と。。
心の中では12時間って思ってるけど、とてもそうはいえない雰囲気。
「まだ考え中です。」
と無難に答える。

「じゃあ教えてあげる。ここの病棟で12時間勤務をすることのクレイジーさを・・」
と。いかに大変かってことの説明そして主にDisadvantagesの力説が始まる。

入退院が激しく病院内で一番忙しい病棟なので、12時間勤務をするのは無理だと。だから昔12時間だったのが8時間になったのに、それを知らない若い人たちがさかんに週に4日の休みが欲しいがために12時間勤務を希望している。
4日休みでもうち2日は体を休めるのに使ってしまうから週に2日休みとそう変わらないよ・・だとか、ベースの時給が88%へとカットされてしまうとか(これは事実でこれが一番みなが痛手としているところ)、2週間に80時間Dutyから72時間Dutyになることによって給料総額が減るとか・・・まあいろいろ出てくるでてくるDisadvantages。

名簿片手に誰は8時間派、誰は12時間派・・と、票がためしているシニアナースにとって、私なんて一番なびきやすーい人間に見えるんだろうな・・。

でもどうしようかなー・・・けっこう強い意志をもって12時間と思ってたけど、こう繰り返しDisadvantageを聞くとどうしたもんかと考えてしまう。
だって最近は8時間勤務のあと、友達や同僚とごはんに行ったり、前みたいにただご飯食べて寝るだけーという生活ではなくなってきている。ちょっと余裕というか、仕事後の時間も使えているので、そういう意味では8時間勤務、悪くないのかなー・・・とか・・。

(まーた、私がなびくと思って呼び出すわけね・・)なーんて心で強気で思ってるつもりが、こう考えてしまってるってことは彼女たちの動きに影響されてるってわけか・・・。
投票は今月末。さてはてどうなるやら・・・。



■ 2004/01/18 (Sun)  はじめてのお留守番

だんなが会社の出張?研修?なんだかでニュージャージーへ行った。いいな、いいな、ニューヨークのベッドタウンかー。私も行きたいな〜一緒に・・・。私の仕事にも出張とかないかしらー・・・。

さーて、だんなのいない週末、さらに私が休みの週末。さて何をして過ごそう・・・とか考えてた。私がだんなを置いて日本へ帰ったことはあっても、私がこのうちに一人残されるのは実は初めて。
女の子(子??)一人で住むには治安の悪いところだし、きゃーはじめてのお留守番だわーどうしましょ・・・。
何しましょ・・。
そうね、また3月にビザスクリーンの試験受けるし、その勉強でも・・。今年入ってまだちゃんとしてないし、そろそろやらなきゃね・・。

とかなんとか思ってたら早朝5:30に電話がなった。
病院からだった。
人が足りないから出てきてくれないか・・と。

断る理由も見つけられず、行くことに・・。

ま、いいか家にいるよりは英語の勉強になるよね・・・。なんて気分でいった。
受け持った患者さん5人。ひとりはカンボジア、ひとりはラオス、一人はロシア出身。しかもみなYes or Noくらいしかいえないレベル。そしてあとの二人は痴呆患者さん。
なにー、英語しゃべるチャンスないやーん・・・・。

英語のかいもくわからないそんな国際色豊かな患者さんに囲まれてジェスチャーゲームみたいになりながら、1日を終えたのでした。
人がいないってことで12時間はたらかされちった・・・。16時間してくれといわれたけど、明日からまだ3連勤だし、それは断固お断りした。
そんなになんでスタッフ足りないんだよ〜!!(とか思う反面、非番の日の勤務、そしてオーバータイム、だいぶPayされるみたいでうっしっしー・・・)



■ 2004/01/20 (Tue)  患者家族との電話

かわいそうに54歳でぼけちゃってる患者さん。首に腫瘍ができてるので、それをバイオプシーして調べるっていうのと、ものが飲み込めずに栄養状態が悪いから胃チューブを作るというのをドクターによってオーダーされた。

患者さんはほとんどしゃべれないしConfuseしている。上記のようなプロシージャーにはコンセントフォームにサインが必要だけど、こういうときは家族からサインをもらう。
この患者さん、私日曜から受け持ってるけど、一度も家族の姿を見たことがない。
しかーし、頻繁に家族から様子はどうかと電話がかかってくる。

ま、それはいいとして、家族はその処置をすることに承諾しているにも関わらず、じゃあVerbal ConsentにAgreeするかというと、それはそのProcedureを行うドクターと直接話してから・・という。
でもドクターに聞くと「もうすべて話した、家族から口頭でもなんでもサインを得られたら連絡して」といわれる。
・・・と家族に言っても、まだ聞きたいことがあると、しかし聞きたい内容を聞いてもそのドクターには関係のない分野のことを聞こうとしてたりする。
とにかく過去にも何度もドクターは電話でしゃべっており、うんざりしているというのが実情のようだ。「もう電話はつながないで・・、もし家族がサインしないっていうんだったら、キャンセルでいいから・・」と・・・。

このドクター、普段からこういう人じゃないんだよねー。すっごいやさしーい感じで面倒見のいいドクターっていう印象。どのナースにも丁寧にしゃべりかける人だし・・。

そんなドクターをこう思わせるほど、ま、この家族がしつこいっていうのがやっと私も今日わかった。
いつドクターと話せるのか、患者の状態はどうかと、お母さんに3人のお姉さん、この4人がそれぞれ私(というか担当ナース)に電話をかけてくる。
ライン1.2.3.が同時に私になった。1から順にとっていくと、すべてこの家族。やめてくれよ〜〜。君達、家族間でもっと連絡をとりあってくれよーーー。
こっちは会ったこともないわけだし、長女か次女か三女かお母さんか、誰に何をどこまで話したかなんて記憶ないよー。「それは聞いてない」・・とかいうのやめてよー。
で、おんなじことを何回も何回も繰り返し説明するはめに・・・。
そして4人の共通点。・・・なかなか電話を切るタイミングが見出せないこと・・。
最悪・・・。

もう、勤務交替の時間の頃にはかんなりむかついてた。
どれだけこの家族に私は時間を注げばいいんだよー。
そんなに質問があって患者が心配なら、出向いてこいよ!
どんな事情があっても、4人のうち誰もこれないことはないだろうよ・・・

とかなんとかぶつぶつ思いながら、今日のチャージナースにどうしたらいいでしょう・・と相談したらとりあえず自分がやるだけのことはやってるんだからそれをチャートして次のシフトに送るしかないわね。
ドクターの説明がいるという患者家族にはそれが必要だろうし、ドクターがそれをしないというならそれもしょうがないしね・・。と。

チャートしながら思った。
自分の仕事への責任という点ではこのチャートで私のライセンスは守れるんだろうけど、起こってる事態に対しては何にも貢献できてないな・・と。
ベテランナースとか上手に説明できるナースとかだったらこういうの解決できるのかもな・・・
あーむつかしいよ〜。



■ 2004/01/21 (Wed)  そっか、そういうのね・・

昨日の続きだけど、ドクターが患者宅に電話してくれ、準夜勤ナースが口頭でコンセントを得られひとつは昨日の夜、ひとつは今日の午後無事患者のスケジュールがこなせることとなった。・・と申し送られ朝ほっとした。

昼から家族の一人、患者さんに一番年の近いお姉さんがやってきた。家族をみたのはこれが初めて。昨日ちょっといやーな雰囲気で話していたけど、会うと朗らかであかるーい感じの人だった。「Are you...」「Yeah..are you...?」とお互い指指しながら昨日電話で話したわよねーなんていいながらすぐ打ちとけられた。
あーよかった・・・。

昨日の問題の消化不良はそれでもまだ自分の中で残っており、どうするのが問題解決になったんだろ・・とかいろいろ昨日から考えてた。
で、私のもとプリセプターが暇そうに(?)Excelで表を作っていたところやり方につまづいたのか私を呼びつけてきた。で、チャーンスと思って、昨日これこれだったんだけど、どうするのがよかったんだろ・・って相談してみた。
(このプリセプター、ワードとかエクセルとかちょー初心者でこれに関しては私が唯一彼女にアドバイスできる一面。ワード・エクセルなら任せて!と言ってあるので、彼女もそんなときは私に頼ってくれる。)

彼女は複数の家族から電話があったときの丁寧な断りかたを教えてくれた。
「I love to talk with you. But I don't have enough time to talk with each of your family members, because I have the other patients. So please pick up one person who is going to contact with a nurse. Then please share the information with her.」(たぶんこんな感じ・・で言ってた)
そっかーなーるほど・・・・。聞けばそうかーって思うんだけど、私すっごくそれに比べてきっつい思ったままをダイレクトに表現してたよなーって思った。
私の言ったのはたぶんこんな感じ
「I already explained that to the other sister, so you should ask her about that. Maybe you can get the information you want.」
きっついよなー・・・。
自分の中で話の方向性を決めるのにすぐshouldを使ってる気がするんだよなー・・・。

いろんないい回し、盗んで自分のものにしていきたいな・・とつくづく思うところです。。。



■ 2004/01/23 (Fri)  血管探し

この人がIVのベテラン!という人がいる。PICC Nurseも「私の次(に上手いの)は彼女ね・・」と、IVのことなら一押しのうちのナース。ナース歴も長いフィリピーナおばさん。彼女はいつもクールで全然焦ったり急いだりする様子を見せないのに仕事が早いというのが私の印象。
どうしてもIVがとれないときは彼女を探しに行く私。こないだもおデブな患者さんで血管がまったく見えないのを見事ぴしゃりと入れてくれたし、今日も見えてるのにかたーーい血管でなかなか難しい患者さんのをぴしゃっと入れてくれた。
前回も今回も彼女が使った血管は鎖骨下静脈。
それってもうセントラルラインやーん・・とか思ってしまう私。
IVうまい人は血管探しがうまいんよねー。

私の場合・・・
最初は前腕のストレートな血管探しをして、それがだめならその後手首→手の甲と探す。手の甲は見えてても意外ともれやすいし細い人が多いように思う。採血くらいなら手の甲でも翼状針でぴっとさしゃ血液は抜けるだろうけど、留置針はちと違うしねー。
最近はまってる(?)のが同じ前腕だけど後ろ側っていうか、小指からまっすぐあがっていった線上あたりの血管を狙うこと。これは患者さんの腕の位置をキープするのに患者さんの協力が得られないとできないけど意外と見えてないけどでかい血管が走ってることが多い。
あと腕を曲げるあたりにIVライン作る人いるけど(って自分も作ることあるけど)、これは私は極力避けたいと思っている。採血の人用においておいてあげたいと思うし、でかい静脈走ってるからかなりの確率で成功しやすいけど、腕を動かす人はやっぱ長持ちしないし、曲げてるとよく点滴ポンプのアラームがなっちゃうし・・・。

で、私から見たエキスパートな人は上腕、そして先ほどの彼女のように肩あたりまで血管探しができる人・・。
まだまだ経験が必要だわ。

そんなことを考えるからか、普通に人と話しててもその人の腕の血管が目に入ってきて仕方ないときがある。
うちの同じアパートの男の子。脂肪が少ないスポーツマン体質。これでもか!というくらい血管がいつもうりうりしている。
こないだ「いやーいい血管もってるねー!」と言ってみた。
じゃあ「気持ち悪いこといいますねー。血管褒められたんはじめてですよ。」と言われた。
ま、普通の人はそんなとこ見ないし、言わないわな・・・。



■ 2004/01/25 (Sun)  いい週末

土日仕事だったけど、「超」がつくほど忙しくなかった。
こんなに土日ともおとなしかったのは初めてかなー。時計ばっかりみてたなー。コーヒー何杯飲んだかなー。

昨日・今日ともった患者さんで刑務所から出てきてすぐの人がいた。状態は落ち着いてるけどドラッグアビューズ歴があって精神的にも問題があるということで1:1でシッターさんがついていた。
とりあえず私が接した時間はとてもいい感じの患者さんだった。

ほんといろんな人に会える仕事だわ。



■ 2004/01/26 (Mon)  リラ〜ックス

今日は休み。昨日までの勤務は楽ちんだったにも関わらず、足がだるくて仕方がない。

で、リフレクソロジーってなものに行ってみた。
なんだかきれいな個室で環境ミュージックみたいなものが流れてて照明は薄暗い。いかにも「リラックスしてくださいね〜」みたいな空気の流れる部屋に連れて行かれた。
45分で40ドル。(プラス、チップね)
高いのか、安いのか・・・
とりあえず満足度に対しての対価は十分得られた気がするなー。。

あーやみつきになりそう・・・。
お金貯めようって話ししてるとこなんだけどな・・・。



■ 2004/01/28 (Wed)  やっぱな・・・

ここのところ穏やかな勤務が多くて昨日なんて16時までなのに15時半にはすっかり申し送りも終わってた。
もしかして私、だいぶ慣れてきて仕事早くなってきたー?なーんてちょっと調子に乗ったことを考えていたのは事実。

今日は受け持ち5人中、一人はシッターさんつき、一人は透析中につき透析ナースがずっといる、あと二人は検査や処置に出かけて病棟にいない、一人は転院でお昼ごろ行ってしまった。

13時ごろの私は極楽だった。休憩室のテレビにかかっていたジェリースプリンガーショーなんてものを別に見たくもないけど暇つぶしにみていた。

が、このまま終わらないのがこの仕事。13時半ごろから恐ろしく忙しい波が急激に襲ってきた。
透析患者さん、13時すぎに透析終わったんだけど、後半からむくむくむくむく両腕がむくみ始めてきたという。末期のがん患者さんなんだけど、他にも痛みや呼吸苦がでてきてあの薬にこの薬に・・・と本人の訴えプラス家族の悲痛な訴えに追われることに・・。

一人はGIラボでG-tube Placementを受けて帰ってきたところ。早速feedingのオーダーが出てfeedingの準備に追われる。

一人はおじさんで足の手術を受けた後、感染がおきてばんばんに足(とたまたま)が腫れてしまってる患者さん。(ちなみにそのたまたまはハンドボールくらいの大きさ。入退院を繰り返してると名前をみてあーこの患者さんまた戻ってきたのー?というような会話がナースの間で起こる。そんなときこの患者さんは、「あーあのたまの大きなおじさんね・・」といわれてしまうからかわいそうよね・・ずっとそんな状態なわけじゃないだろうにね・・)
ま、そのおじさんInfection Controlで入院してるんだけど、朝から二つの検査を終えて病室に戻ってきたところ貧血状態ということで輸血のオーダーが入った。で、ばたばたとその準備。

しまいにはdirect admitの入院患者さんを受け持つことになるし・・。
いろいろ手伝ってくれるGeneral Assistantのナースがいたのでこれは助かったけど、でも大変だったー。

というわけで、久々に1時間弱オーバータイムしたなー。

なーんややっぱ慣れで終わるのが早くなったんじゃなくって、そのときの患者さんの状態によるんやん・・・。
やっぱなー・・そうなんだよなー・・
とかぶつぶついいながら帰ってきたのでした。



■ 2004/01/29 (Thu)  目の患者さん

新入院の患者さん、目の手術を受けたあと感染を起こしたらしくInfection Controlで入院してきた。
悪いのはその手術を受けた右目だけで後は全然元気な30台の男の人。

その右目、かわいそうな状態になってた。
目をあけたらそこにあるのは目じゃなかった。下側はばさっと切れて縫ったような後があって、上側はなんだかプルプルした感じで目が腫れていた。全体的に目の中は真っ赤か。

なんでそんなことになったかって、車の仕事をしていて金属の破片が目に飛び込んできたらしい。一瞬のことやったけど、瞬間目がみえなくなってERに行ったらしい。
今もまだ視力は回復してないし、今後どうなるかまだわかんないみたい。。
怖いな・・・って思った。一瞬で運命が変わるようなできごとって世の中あるんやね・・。
視力が戻るといいけど・・・。

しかし、眼科の患者さんを受け持つのは初めてで、チャートや指示票に眼科にまつわるunfamiliarな医学用語や薬名が多発。
「なにこれ?」ってなもんで、かなり焦ったわ・・。



■ 2004/01/30 (Fri)  続・目の患者さん

昨日の目の患者さん、今日はドクターが目に直接注射をして薬を入れるということでそれをアシストした。
ベッドサイドでやるくらいだからそれほど大きなprocedureじゃないんだけど、でもなー、なんか怖かったな・・・。

目を大きく開ける器具があるんだけど、それでしっかり開眼させて小さなシリンジでドクターがインジェクトする。私はライトもち係&必要なものをとる係。
ま、それはいいとしてその患者さんの目の中、どう表現していいのか・・。簡単にいうと「ぐちゃぐちゃ」って感じ。
白目の部分は真っ赤で、黒目の部分には膿がたまって白くにごってる感じ。

実は、わたくし、今年あたりいつか近眼手術をうけてコンタクト&メガネ生活から解放されてみようかなーなんてこっそり計画をたてていた。
ま、別にこの患者さんはその手術を受けたわけじゃないけど、いやー・・・こういう目の状態を見ると、目の手術とか受けるのが怖くなったわ。。。

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