■ 2004/03/02 (Tue) GA
GA,GAとうちの病院で呼ぶのはGeneral Assistantのこと。状況が許せばナースの定員プラス「1」として働くナース。
おおざっぱにいえば外回りでヘルプのいる人を助けてまわったり、チャージナースの下、入退院のベッドコントロールを手伝ったりする役割がある。こういうのがどこの病院もあるのか、それは知らない。うちだけのやり方なのかな?それはわかんないけど・・・。
で、私、過去にGAをやったのはオリエンテーション期間にプリセプターについて1度やったきりで、今回一人でやるのが初だった。(しかも看護学生さんつき・・ひとつひとつ説明するのにトホホ・・だったけど・・)
このGA、受け持ち患者がいない分「楽チン」ととらえる人と、広いフロアあっちこっちとヘルプのあるところにいかなければならないので「大変」ととらえる人がいるけど、今日の私は断然後者に感じた。
勤務の始まりころはよかった。だってみんな自分の仕事ハンドルできるから・・。でも後半、どんどん要求?いやいやこれやって、あれやって・・というのが増えてきた。
うちのフロア今日は患者数85名(入れ替わりありを平均して)で、日勤RN17人いたんだけど、それが交互にくるもんで、放送で呼び出されるもんで、もう大変さー。きゃ〜〜〜〜〜〜!!!!
もう足がくたくた。おまけに昨日は人手不足でダブルの16時間勤務してるし・・。いやーこんな日にマッサージとかいったら極楽かなーとか気分のよくなること考えながら帰ってきたけど、一旦家に帰ってしまうと外に出る気力が一気に失せ、気がついたら4時間ソファーで寝てしまっていた。
いやー、体力勝負な仕事ですわ。
■ 2004/03/03 (Wed) ニュースな人
朝からものものしい雰囲気でERから来た患者さんがいた。たくさんの取り巻き。しかもみな警察官。
私にゃ状況がよくわからず、とりあえず患者さんの今の状態だけしかキャッチアップできていなかった。銃で撃たれたらしく、それを取り除くオペをするけど、とりあえずオペまでペインコントロールということでうちの病棟へ来たというわけ。
いやー、こんな生なましいGun Shot Woundを見るのは生まれて初めてかな・・・。出血が微妙に続いているのでガーゼ交換をしたんだけども、直径1センチくらいにきれいに穴が開いていた。もちろん出血が固まって、見た目は黒ずんだ感じになってるけど・・・。弾は貫通してなくってだからそれを取り除くオペをするんだけど、弾のあるであろう場所がパンパンに腫れててそりゃもう患者さんの痛がることといったら・・・という感じだった。
そない使って大丈夫かい?というくらい、モルヒネのシャワーだった。
ま、そんなこんなになった細かい状況は後で知ったんだけど、昨夜と今朝のニュースには出ていた様子。(こういうときに限って全然みてなかった・・・。)ま、ちょっとシークレットな状況がからんでいるので、その状況の描写は一応差し控えておきます。
(日本語で書いてるし、ここを差しさわりのある人が読むなんてありえないとは思いながら・・・一応職業人として・・)
■ 2004/03/04 (Thu) 体はおばさんよ・・
体がしんどい・・・。月曜の16時間勤務がまだたたってる感じ・・・。
月曜は気力で押し切って、次の日火曜もなんだか気合でのりきって、水曜の勤務がそう激務でもなかったからか、はぁ〜って気が抜けかけてた。ゆっくり寝たいよ〜という願いはかなわず今日木曜日。
今日はIELTSテストのための最後のレッスンの日だった。
またもやサンディエゴまで行ってきた。
が、まじで疲れた。遠かった。朝10時からのクラスだけど、フリーウェイが混んでるし6時起きででかけることに・・。
やっぱサンディエゴは遠い。1度や2度ならいいけど、こう定期的に行く距離じゃないわ・・・。
全然休みの日なのにゆっくり寝れないなんてどういうこと!!!また明日から4連勤だし・・。
・・・って、自分のおかれてる状況にいらいらする私。
ま、でも2時間のクラスはあっというまで、先生から受けたアドバイスはやっぱりここまで来た甲斐があったなーと思えるものだった。
帰りは何かいいこと考えないと到底LAまで運転する気力がもたないため、そうだ今日こそマッサージに行こう!と決めた。
で、家に帰らずマッサージへ直行。
いやー至極の60分でした。
料金はしょっちゅういける値段じゃないけど、体は気持ちいいし、贅沢してるぅぅぅ〜〜って気分が精神的にリラックスを与えるのよね・・きっと・・。
(自分はすごく節約家だと思うときと、浪費家だと思うときとどっちもあるけど、後者な私が働きはじめてにょきにょき頭角を現してきてる感じ・・・)
で、家についた。そうじに洗濯に支払いにいろいろ家のことがたまってて、げーっ・・と息がつまりそうになった。
さてと、できることからやろうか・・・。贅沢してきたんだから、それくらいやんなきゃ罰が当たるわ・・・。
■ 2004/03/05 (Fri) お騒がせしました。
移民局から2/25に受け取ったというレシートが届いた。
で、それから90日たてば移民局に並べばもらえるということで、5/29になる前、たぶん5/26とか5/27とかに移民局の行列に並ぶ覚悟で今からいる。
移民局に並ぶ・・・移民局の行列がいかなるものか・・という情報を全く知らずして去年の4月早朝から一人でなんの食料・防寒具も持たず並び、4−5時間並んだあげく書類不備ということでその日労働許可をもらえなかったあの悪夢のような出来事が頭の中をよぎる。
けど、今回は並びさえすればほぼ確実にもらえるということなのでかんなり気は楽・・・。いろんな同じ経験した人の話もこれまで聞いたきたし、今度移民局に並ぶときはもっとComfortableに並べるという自信(なんのや?)はある。
ま、とりあえずこうして連絡が来たら、どうしてこないだあんなに焦ってパニクってたのか・・って恥ずかしく思うけど、ほんとよかったよかった・・・。
移民局がらみのことは一難去ってまた一難がずーっと続いてるので、また次もなんか問題が起きそうだけど・・・とりあえずひとつひとつ片付けて行くしかない・・。
グリーンカードにありつける日はいつのことなのか・・・。
リニューの労働許可、どうやら期限内には受け取れそうです。
心配してくださった方、どうもありがとうございました。
■ 2004/03/06 (Sat) 便秘で入院
久々、笑えるほど大きな体の患者さんを受け持った。夜勤のナースからの情報ではベッドと同じサイズの患者さん・・・と・・・。どんなんや、それ!?
でも見てみて、あー・・・ほんとだ・・・みたいな・・。
そして入院理由は「便秘」ときたもんで、まったく自分の体をコントロールできないんだな〜とか・・。
ま、入院理由がそういうわけなので、浣腸とかをたらふくこれまでに受けていた。で、どうしてもオムツ交換が必要なわけなんだけど、体の向きを変えるのに4人の力が必要で、それでもベッドからすべり落ちそうになってて・・・というすごい状態。
そんな状態なのでレントゲンを受けにいくにも、ストレッチャーに移すのに一苦労。だから、ポータブルを頼んじゃえ・・ということで、ポータブルX-Rayをお願いして部屋まで呼んだ。けど、ポータブルじゃどうも患者さんをきちんととるには小さすぎるので、放射線室までやはり来てもらわないと・・ということになり、患者さんを搬送しないといけないことになった。ということで、ストレッチャーへの移動は結局避けて通れなかった。
ま、そんなわけだけど、病院には350パウンド以上の患者さん用とかのベッドがある。患者さんには、「このベッドはちょっと小さいわよねー」なんていって、大きなベッドに移動してもらうことに承諾してもらった。
(こういうリソースは日本よりとても豊富だなーと感心させられる。)
で、そんな患者さんを受け持ち、おむつ交換に何度も追われた看護助手さん、かんなりご機嫌ななめだった。「彼女の存在はフェアじゃない・・」とかいって・・・。そりゃ、ほんとこの看護助手さんの仕事量を見てると頭が下がるし、そう愚痴ってしまう気持ちもすごーくわかるけど、そんな彼女も、体、でかいんだな〜・・・。
■ 2004/03/07 (Sun) 続・大きい患者さん
昨日の患者さん、昨日撮ったレントゲンではまだ便がつまっているということで(そういうことを英語でStool Impactionっていうのねー)、ラクツロース3時間おきに3回服用、浣腸3時間おきに2回というまたしても強制排泄オーダーがでてしまった。
ま、覚悟はしていたので、そのオーダーを見て「きたよきたよ〜〜」とか少しCNAとふざけたりしていた。
ま、浣腸はそんなてこずらずにすっと終えれたんだけど、患者さんが頼んできたことは「尿道カテーテルを入れ替えてくれないか」ということだった。
彼女はいつも家に訪問看護がくるらしく、2週間に1度の入れ替えで今日がそのDueらしい。で、引き出しを開けて・・というのでみてみたら「Myカテーテル」が入っていた。
しかも見たことのないような大きなサイズ。でバルーンは30ccとなっていた。(今まで10ccのしかやったことがなかったので、こういう存在を初めて知った。膀胱、大丈夫なのかな〜・・)
それで・・・ここから先はあまりきれいな話しではないので、ついてこれる人だけついてきてください。
それで、患者さんの尿道探しにまず一苦労。お肉のひだをかきわけて、看護助手さんにそのしわをもちあげてもらいながらやるんだけど、ちょっと手をゆるめるとお肉がすぐかぶさってしまう。清潔操作もかなり困難をきわめた。
昨日オーダーした大きい患者さん用のスペシャルベッドは一番高さを低くしても背の低い私には高すぎる。集中すると患者さんの股に顔が限りなく近づいちゃうんだけど、そういう状態だと背伸びして足がつりそうになる。どうしても体勢が整わず、患者さんのベッドについには這い登り、馬乗りとはいわないけど、半馬乗りでトライ。この間、さきほどの浣腸の効果がきいてきたようで、患者さんの意識とは無縁にプップップップッとガスに泥状のStoolにとあふれ流れてきて顔から数10センチのところでそんなことが起きるもんでクラクラクラ〜っ・・・となった。
しかし後には下がれない。看護助手さんも横でお肉を支えてくれている。(正しい表現かはわかんないけど、彼女に「Hold her fold!」なーんて何回いっただろ・・口がからまりそうな英語だと思いながら・・)
そんなこんなでついに尿道カテーテル留置成功・・・・。パチパチパチ・・・。
いやー汗だくですわ・・・。
なんと達成感のある仕事なんでしょう・・・。
あまりにも自分にとってインパクトの強い出来事だったので、ちょっと汚いこととは承知しながら書いてしまいました。
こんな追加しても遅いかもだけど、この患者さん、すごーく性格は温厚で優しくていい人なのよねー。「ありがとう」って一言言われたらそれでもうこっちはとっても「You are welcome!」なのです。
■ 2004/03/09 (Tue) 車
今日はお休み。車のタイヤを替えに修理やさんに行った。こないだから調子がおかしかった。素人目にみても、このタイヤ破れかけ??というようなコンディションだった。
「これってかなりやばい状態ですか?」って修理やさんに聞くと、「全然やばい状態です」って言われた。
これでこないだから数度サンディエゴ往復したんですけど・・なんていうと、あきれられた。いやー、よく何も起きなくてよかったです。爆弾かかえて走ってたようなもんですよ・・と。
私の車は1992年のTOYOTAのPASEOという車。日本ではサイノスとかいうのと全く同じモデル。軽自動車というくくりのないアメリカではこの1500ccの車でもかなり小さい方。私がのってもミニカー感覚。だんなが乗るとチョロQ。っていうか、だんながはみ出ているように見える。
ま、そんな車なんだけど、こないだフリーウェイを走ってて、ちょっとした道路のくぼみにうまい具合にはまってしまって、かなりガタン!!とお尻に衝撃を受けた。もちろんスピードがでていたので、止まりはしなかったけど、その衝撃と同時にホイールカバーが外れて後方へすごい勢いでタカタタカタカ〜ッと走り去るのがバックミラー越しに見えた。
ま、これがホイールカバーだということは後でわかったんだけど、最初は「タイヤが外れた!!!」とかんなり焦った。
私の車って今3輪で走ってる???いつかハンドルがとられるかとひやひやしながら、タイヤが3つでこんなに走るわけないか・・と冷静に思ったりもした。
途中で路肩に止めるタイミングもよくわからず結局それから10キロちょい走って家までついた。それでホイールカバーがないことに気づいたんだけど・・。
ま、そんなこんなで今日はタイヤの空気圧とかも正常にしてもらってまたいい調子の車に戻ってくれた。
いやー、さすが天下のTOYOTA。92年ものでもまだまだ元気です。
とか思ってたら、修理やさんのおじさんに「まだ大丈夫ですよ。今年いっぱいくらいは・・」って・・。
意外と先が短いのにびっくり・・・。
でもだんなの乗ってる1992年FORDのTAURUSワゴンはもっとだめらしい。あれは時間の問題です・・・と。
あーあ、お金がたまったら車を買いたい・・って思ってはいるけど、買いたいじゃなくって、買わざるを得ない状況に刻々と近づいている気がするのです。
近い将来2台とも買いかえないといけない日が来そうだけど、う〜〜〜ん・・きついなー。
■ 2004/03/12 (Fri) GA ×3days
こないだ書いたGeneral AssistantことGAをこの3日連続でやるはめになってしまった。
ここんとこ日勤帯には新人さんが急激に増加し、もはや新人ヅラでうかうかしてられない状況になってきている。でも新しい人と一緒だとピリッとするし、質問されることでいい勉強の機会にもなるから、ま、これも自分を伸ばしていくプロセスね・・とか思いながらも、やっぱりいつまでも新人でいたーい・・と思う甘えた気持ちも実際ある。
しかしGAとしての3日が終わり、いろいろまた新しい発見があった。
自分がアサインメントを持っているときは、自分のことで手がいっぱいだけど、GAは人の休憩中をカバーしたりもする。で、そんなとき彼女たちのメモ(というか患者情報)を渡されるんだけど、オーガナイズして仕事している人と、そうでない人の違いがそのメモを見てすごーくよくわかる。
いつも仕事が遅いなー・・と思ってる人のメモははっきりいって情報が散乱している。
チャキチャキっとしている人は何時に何をどうするか、とか、患者さんの情報が一目瞭然に整理されている。
なるほど、こういうところで差がでるんだねー・・・なんて、人の仕事ぶりを見ながら自分を振り返るチャンスになったりしている自分に気づく。
だから仕事がオーガナイズされていて要領のいい人は、GAに仕事を頼むのも上手。これとこれをこうしておいて、ここから先は私がやるからそのままにしておいて・・などというように、頼まれているほうもわかりやすい。
でも、ゆっくりのペースの人は大変でいっぱいいっぱいなのに、何をどう頼んでいいのかもぱっと出てこないため、結局GAが手を差し伸べているときにそのヘルプのチャンスを逃して、仕事がより遅くなる・・という感じ。(いつもの私はこっちなんだよねー。頼むより、自分でやったほうが早いと思っている・・)
GAをやるとIVスタートを頼まれることがやたら多い。あっちで漏れた、こっちで漏れた・・と。そして大概難しい血管の持ち主なことが多い。
何本やったかなー・・・この3日で・・。間違いなく10本以上はいれたよなー・・・。
日本で採血していたときも思ったけど、調子のいい日はどんな血管にあたっても、できる気がする。逆に悪い日はどんなにいい血管をもっていてもだめ。
これは全く同じ感覚。
この3日はなぜか非常に調子がよくって心の中ではかなり気分がよかったりする。
そして昨日・今日と新人さんが一緒に回った。(彼女たちのプリセプターが不在だったため。)で、オリエンティーがついた時間分だけ時給が1ドル追加されるらしい。
全然大したことやってあげれてないけど、なんだかそれってラッキー・・と思った。
明日は休み。エクストラで働かない?と誘われたが、足がカチンカチンに疲れているのでお断り申し上げた。(でも早朝から電話がかかってきそうな予感・・・)
■ 2004/03/17 (Wed) いつまで続くんだ私のGAライフ?
ここ3日もまたまた引き続きGAとして活躍(?)した。
なんだかGAって得な気分なときと損な気分なとき、どっちもある。
GAはチャージナースにいろいろ言われてそれを補佐することもあるので、そういう意味ではいろんな管理的なことが見れるいいチャンス。「ふ〜ん、こうしてアサインメント組むんだ〜」とか、「こうして患者の入れ替わりや転棟・入退院を管理してるのね〜」とか思う。今までそれを知らずにただ黙々と自分の患者のことばかり見てきたんだなー・・なんて自分に気づいたりもする。
でもまだまだ、見てそれを「知る」という段階で、とうていチャージナースの仕事をわかってるともできそうとも思えない。90床ほどのベッド数と17〜18人のRN、そして10数人の看護助手さんにアサインメントを采配しているチャージナースは本当に尊敬に値する。
「GAを毎日やってみてどう?」と今日私のプリセプターであったベテラン・ダイナミックボディーのナースに聞かれた。「いい経験になるけど、いっぱい歩くから足が痛くてね〜・・家に帰っても動く気がしなくて・・」と答えた。
じゃあ、「あんたもそう感じる?そうか・・・いや、私はいつもGAを連続でやったら足が疲れてどうしようもなくってGAはいやなんだけど、それは私の体が大きいせいかと思ってたよ。あんたでもそうなるってことは足の痛いのは体のでかさじゃなくって仕事のせいなのね・・。」と・・。
そして
「いや、そうとわかったらGAやることによって時給あげてもらわないとね・・。GAで時給1ドルアップのNegotiateしてみるよ・・」と・・。
なんと力強いこと・・・。
私の元プリセプターはユニオンのトップのほうの人でもあるんだけど、自分で自分の口をスピーカーとかビッグマウスとか言ってるだけあって、何かを訴えてナースの職場環境を整えるのにはかなり力を入れている人。
組合とかユニオンとかいう響きはなんとなく好きくなくって最初はとっつきにくかったけど、いろいろ話しているとうちの職場環境はかなりこのユニオンによって守られているのがわかってきた。
ま、このネゴシエイトがどうなるかはもちろんわかんないし、そんなすぐに何かが変わるとも思わないけど、こういうスピークアウトがきっとこの国で生きていくには大事なんだろうなーなんて思うひとこまなのでした。
■ 2004/03/20 (Sat) 実に10日ぶり
いや、昨日もGAだった。ほんと連日だと足が相当疲れる。で、昨日、チャージナースのおしゃべりんぐタイムをみはからって「明日は患者さん持たせて〜」と頼んでみた。「GAとしていい仕事するからあんたがGAなのよー」とかなんとか・・ほめてるようでうまいこと人を使うよなーこの人・・。ま、そんな返事をもらっただけだったので、きっと今日もGAだろうと、さほど期待もしてなかった。
しかし、やっと解放された。今日は実に10日ぶりで患者さんを受け持った。やっぱこっちのほうがいいわ。(って、今日はみんな落ち着いてたからそう言えるんだけど・・・)
GAとして働いていて、いろんな人の仕事ぶりをここ最近見れたので、ああしよう、こうしよう・・とか小さいことだけど、チャートの書き方、仕事の順序など、ちょっと自分の仕事っぷりを改善するチャンスにもなったような気がする。
で、今日受けもった患者さんといえば・・・。激しくイタイイタイと訴える患者さん。何が起こってそうなったのか・・。右のお尻が真っ赤で硬ーくなっている。すっごい炎症を起こしてる状態。
チャートには薬物中毒の既往ありとなっていた。
昼過ぎに患者さんがぽつぽつ話しだしたのはこんなこと。
いつもヘロインをやっている。あとから思うとそのときすごく汚い手で汚い針だったんだ。血管を探せなくってお尻にうったら、数時間たったらこんな風になってきた。で、どんどんひどくなってきている。。。
あー、あのとき、もし俺が血管を探していて血管にうってたらきっとおれは死んでただろう・・・。
神様・・・
と。
そのあと一緒にお祈りしてくれというから、それとなく話しをはぐらかしてそれは避けて部屋を出てきた。
いやー、怖いことが起こるもんです。
しかし、その後面会に来た男友達もこれまた怪しさ120%だった。顔がラリってる。
ちみたち、まともに生きようよ・・・
この患者さんは状況がよくなって退院したらどんな生活を送るんだろう。今回のをいい教訓にするんだろうか・・。いや、せいぜいきれい汚いに気をつけるくらいで、同じことを続けるんだろうな・・。
■ 2004/03/22 (Mon) そんな薬中な患者
おととい書いた薬物中毒の患者さんをこの3日受け持った。まったくどこまでわがままで甘えたでだらしのない人間なんだろう・・・。
とにかくナースコールのあらし。で、薬をもらうときだけ調子がよくなる。だけど、それ以外、とくに自分の意向を受け入れてもらえなかったら叫ぶし、すぐにきれる。あと怒ってもそれが通用しないとわかったら今度はごめんね攻撃。そしてついには泣きおとし。お前は子供かぁ〜〜!!ムードスウィングもいいところ。
俺はこのままだと右足がなくなる。そして死んでしまうかもしれない、この不安がわかるのかー!とかすごい剣幕で言われたりもする。
いやいや、あんたはそんな重症じゃありません。
いやー、患者さんの不安をわかるナースでいたいと思うけど、こういうケースはちょっとお手上げ。勝手にしてって感じ・・・。
この患者さん、私の名前を大声で呼ぶもんで廊下まで丸聞こえ。「ボーイフレンドが呼んでるよ〜」とか他のナースにからかわれるし・・・。しかもその呼んでる私の名前、微妙にいっつも違うんだよな・・・。
IVがもれても血管探しに一苦労。結局5人目のナースがようやくゲットした。血管はあるけど、みんな硬くなっている。自分で静脈に注射うってつぶしていったんだ・・と自分でも言ってたけど・・・。
で、そんな患者さん。もちろん保険はなし。
プライマリーのドクターは保険なしでも見ちゃう先生なんだよなー・・・。でもこの患者さんにいってる大量の点滴・痛み止めに抗生剤、そして入院費用、一体どこからお金がでるんだ・・・??
もし政府が補助してるんだとしたら、そんな人のためにわたしゃ税金、払いたくないよ・・・。
■ 2004/03/23 (Tue) いやーなムード
今日は休みだった。今週末にIELTS(ビザスクリーンの英語のテスト)を受けるが、試験までの最後のお休みの日。貴重に有効に1日を使いましょう・・・と思っていたが、気分はとっても憂鬱・・・。
真剣に試験のことを考えれば考えるほど気分が落ち込む。
人と遊びにでかけるほどの気持ちの余裕はないし、だからってすっごい勉強するわけでもなし・・。先のことを考えては不安になるっていう感じの1日だった。
すごい自分の中に波がある。
こないだより1ポイントあげればいいだけ。なんや簡単やん。できるできる。次こそは受かるはず・・。
・・・と自然に思える瞬間もある。
でも、あ〜絶対あかんわ・・・。試験会場に着くまでに車が故障したらどうしよう、体調が悪かったらどうしよう、気分悪くなったらどうしよう、などなどなど、あかんあかん病が発生しまくる瞬間もある。
でも試験ってものは、こういうのも含めて試験なんやなーとか思う。
いかに勉強するかっていうのだけじゃなく、いかに精神的にもコンディションを整えるか・・とかも関係すると思う。
これまでのビザスクリーンのテスト、数うちゃ当たるで受けてきたTSEに関してはこんな思い入れたことは正直ないけど、IELTSはこれで3回目。今回こそ3度目の正直でなんとかがんばれますように・・・・。
とにかく早く、このいつも何かに追われてるような生活から脱出したい!のだ。
■ 2004/03/24 (Wed) Skill Lab
・・というようなクラスがあった。なんといっても朝11時からでいいというので、かなり気が楽だったが、行ってみてかなりヘビーなクラスということがわかった。
これは新人に限らず、マネージャークラスまで、みんなが1年に1回受けるものらしい。毎年この頃にある様子。
3月に入ってから数日にわけ、あなたはこの日、あなたはこの日とマネージャーに指示される。それで私は今日だったというわけ。
大きなホールに30近くのブースを作っており、そこへ内科だとこのセクションを回りなさい、ICUだとここ、小児だとここ・・・というようにチェックリストを最初に渡される。で、各ブースでレクチャーを聞いたり、実際新しい針や器具類を使ってみたり、挿菅の練習をしたり・・でインストラクターにスタンプをもらってそのチェックリストを完成させるというしくみ。
うーん、うまい具合にできてるな・・・とそのオーガナイズされた教育のシステムに感心・・・。
しかし、各病棟、各分野からの人が集まっているので、人に酔いそうになるくらい人・ひと・人・・・。
最初はブース回りするの楽しいって思ったけど、こなすのにかなりの時間がかかるし、おまけにペーパーの試験が最後にどかんとついてくるしで、最後の方は同僚と「いつもと同じくらいしんどいね・・」なんて愚痴ってた。
なんでもある人の話では、6月にJCAHOという監査が病院に入るため、教育をこの時期に徹底するのが慣習らしい。
ま、これもこの病院に就職して初めての経験だったけど、またもや病院の大きさ、教育システムの完成度などに感心されられたのでした。
余談だけど、こういう会には必ずコーヒーやらデニッシュ、クッキーなどがずらりとならんでるんだよねー。それはそれでうれしいんだけど、アメ人は食べ物なしではやっていけないのかい?なんて思っちゃうわ・・・。
■ 2004/03/25 (Thu) 日本人患者さん
発見!うちの病院には珍しい日本人患者さん。たまたまお昼休憩で違うナースのカバーをしていてチャートをみたらなんとなく日本の名前っぽい。で、訪ねてみたら顔も日本人。そして聞いてみると日本で育ってるから日本語のほうが楽と。たまーに日本の名前の人がいても3世・4世とかで、そうなると英語のほうが強く、日本語を話せない場合のほうが多い。
だからなんだかうれしかった。
そんな日本のおばちゃん。腹痛で入院したけど、検査の結果、大したことないから様子みて明日退院になるでしょうとドクターから言われたらしい。
「って言われてもねー。先生が英語でばーっとしゃべるから、はい、はいって聞いたけど、結局何言われてるかわからんかったわー」
と。(ちなみにこのおばちゃん、大阪弁)
で、検査結果をチェックしてそれを日本語で説明した。そうすると患者さんにも受け持ちナースにもえらく喜ばれた。いやいや、こっちもうれしいです。こういう機会があるのは・・・。
普段、日本語がしゃべれるというAdvantageが全く使えないでいる。むしろ英語に対してのDisadvantageがあるというくらいで。なので、自分の得意が活かせる場所っていいなーなんて思った。
(でも今は修行中なので、英語を鍛えれるこの環境を自分で選んでるんだけど・・・。)
仕事終わったとたん、あさっての試験のことがぱっと頭にでてきた。う〜〜〜起きていながらにしてうなされる感じ・・・。
今となっては仕事してる時間のほうが全然気が楽だわー。その時間だけは試験のこと考えずにすむからね・・・。
■ 2004/03/26 (Fri) 何が大事なの?
今日もGA。動きの要領が少しつかめてきたのか、先週より足のだるさはマシかな・・・。
今日は亡くなった患者さんで一騒動あった。蘇生は必要ない患者さんだったんだけど、問題はその患者さんの受け持ちおばちゃんナース。キャリアは長いけど、ずっとナーシングホームで働いてきた人で病院経験はちょうど私と同時期に採用された人。
前からあまり上層にはいい評判じゃないのはうすうす感じとっていた。GAをしはじめてその人の何が問題かは私も見ることができた。とにかく遅い。遅いのに何が何でも休憩は絶対とる。そこは譲らない。自分が休憩に行くと決めてる時間にはどんなことがあっても(例えば・・輸血が始まったばかりでも、朝のバイタルがすべて測れてなくても、薬が渡せてなくても・・)GAにこれとあれと・・・をやっておいて・・とフルにGAを利用する。あと口ではとっても患者さんをいたわっているように言うけど、彼女の患者さんの状態みたら、あれ?言ってることとやってること違う??というのがいくつもある。
実際彼女と同じペースでたばこ休憩に行く人はいるけど、そういう人は「私の患者は大丈夫だから、もしも電話があったらとっておいてコールバックすると伝えてね・・」という感じで自分のことは自分で責任をとっている。で、状況が許さなければ行かないのが普通。(命預かってるんだから・・休憩をとる権利より、患者をみる義務のほうが当然上だと私は思う)
が、彼女は朝10:30〜11:00ごろに一度休憩に行くと決まっている。(というか、彼女が勝手に決めている)
で、彼女の患者さんが10:36に亡くなった。彼女が私を呼んでヘルプを求めてきた。
その内容は「患者さんさっき亡くなったから、あとはお願いね。じゃ、いってきま〜す。」
「ちょ、ちょちょ・・・と待って・・・。何時に亡くなったの?ドクターは知ってるの?家族は?ペーパーワークは?」
とあわてて聞く私。
「10:36。ドクターにはページした。家族は部屋で泣いてるわ。ペーパーワーク?やり方知ってるの?・・・あなたがやりたかったらやってくれててかまわないよ」
と言った口調。
ぜーんぜん重みがない。患者さん亡くなってるんだよー。If you want, you can〜〜〜ってどういうこと?すぐやんなきゃいけないことはすぐやんなきゃいけないんだよ!!!!おーーーい!!!
なーんて英語で感情的に表現できないので、不幸中の幸い(?)、一呼吸おくため、とてもジェントルないい方になる私。
「私があなただったら私は休憩にいかずにこれを先にやると思う」と言った。
じゃあ「やりたければやればいいのよ。私が休憩をとったら駄目っていうの?私はおなかがすいてるのよー!I'm sta〜rving!!!」とすごい目つきで言い返されてしまった。
唖然としながらとりあえず私もその患者さん含めて他の彼女の患者さんも一旦は預かった。けど、ペーパーワークはじめようとしたらあまりにもインフォメーションがないのでやっぱり彼女を引き止めた。そして死の宣告は2人のRNによってされるんだけど、もう一人は誰なのか?って聞いたら「なに、それ知らない・・RNができるの?私聞いたことがないわ。ドクターがそのうち来るわよ・・」と・・・。
私の言葉不足なのか、彼女が若僧の私の意見を聞こうとしてないのか、ま、そのどっちもあるだろうけど、どうしたもんか・・と思っていたらちょうどチャージナースが来た。
チャージナースは状況みて、すぐマネージャーのところへ行った。マネージャーはいろんな状況を聞いて「あなたがこれは責任もってやるのよ」と言ったら「これからやるつもりだった」と。。。
うそつけ〜。
で、マネージャーがもう一人のWitnessは誰?と聞くと、私と一緒に死の宣告をしたとか言い出す。
うそつけ〜。
悪いけど、その場でマネージャーに「私はしてません」と強く言い返したわ・・。
で、それからマネージャーと彼女が話すこと数10分、結局彼女が2人のRNで死の宣告ができることは今まで知らなかったということをマネージャーにぽつぽつ話していた。
で、じゃ一緒に手分けしてやろうということになったんだけど、マネージャーが去ってからマネージャーのぐちを他の人に言うわ言うわで、結局ほぼ全部、私が手伝うというかやることになった。
彼女、でもそのあと、後ろで泣きそうになってカルテ書いてたから心の底で何で私の負担がこんなに大きいわけ??と途中まで腹が立ってたけど、なんかかわいそうになってきた。
マネージャーが私を首にしないか心配ともらしていた。
仕事の後、同僚の一人(ずいぶん前の日記に書いたけど)40いくつかで来月初産を迎える人がいる。その人のベビーシャワーが某ナース宅であった。
へー、ベビーシャワーってこういうことするんだーってアメリカの文化を学べた気がした。
プレゼントがシャワーのようにふってくるからベビーシャワーっていうのかな??
そこにマネージャーもきていた。つい上記の話しになったんだけど、「できることならやめてもらいたいんだけどねー」なんて彼女のこと言ってた。
ひえ〜〜〜。マジか冗談かわかんないけど、怖いわね〜〜〜・。
■ 2004/03/28 (Sun) 終わった〜
昨日IELTSの試験をサンディエゴまで受けてきた。
終わったらもっとす〜っきりするかと思ってたけど、なんかもやもやしている。
できたか?
う〜〜〜んん・・・・・
たぶんリスニング・リーディング・ライティングはハイスコアじゃないにしてもおそらくビザスクリーンに必要なスコアには届いているような気はする。
ライティング問題は通例2問で、その1問目はグラフがでるんだけど、今回は絵がでてきた。それをDiscribeしろと・・・。
イレギュラーな問題にとまどったけど、なんとか自分なりに字数は埋めたかな・・。それがどうでるかはわかんないけど・・。
やっぱ問題はスピーキングだ。今回もやっぱりビザスクリーンにパスするかどうかは、この結果次第のような気がする。
自分なりにいろいろ問題想定をして答えをある程度準備していたんだけど、試験では自分の準備していなかった内容がでてきた。
感覚からいって前の「6」のときとそう自分ではかわらないような気がする。でも前の前の「5」の時のようではなかったと思う。「7」まで伸びてるか・・・。
思い出せば出すほどあそこをこういえばよかったとか、ああ言ってしまったけど、間違えてた・・・とかいろいろぐちゃぐちゃしてきて、自分ではもう点数予想ができない。
もう後は結果を待つしかないのよね・・・。
10日とか2週間くらいで届くと思うけど、またここで報告することになると思います。
落ち込んでブルーになっててもしょうがないし、かといってあんまり楽天的に思ってても後でがつっと落とされるのも痛いし、適度にバランスを保ちながら結果を待ちましょうかね〜。
■ 2004/03/29 (Mon) いろんな確執
患者数の割りにナースの数が多いということで今日、午前中2人のナースがカットされることになった。そのことによってちょっと自分のアサインメント(受け持ち患者)がかわったりしてごちゃごちゃした。
その帰ることになった2人はどうやって決められたのか私はわからない。チャージナースたちが適当に決めたんだろう。きっと週末から働いている人たちを休ませてあげようとして選んだんだろう・・くらいに思ってた。今日から4連勤の私はまだ初日なので私じゃなかったんだろう・・くらいに思った。
でも帰ることになった2人のうちの一人が「あの人たち(上の人)は自分をkick outしようとしてるのよ。嫌がらせよ。嫌われている順に選ばれたのよ」とか言い出した。彼女、私とほぼ同時に就職した子で私は仲良くしている。彼女がこっそりする他のスタッフの物まねがなんだか笑えて私はそんなセンスの彼女にかなり惹かれている。けど、残念ながら彼女が多くの人に不満をもっているように、いろんなところから(特に上の人たちから)彼女への不満も聞こえてくる。
(* 帰る=ラッキーととる人もいるけど、帰る=給料が減るということで、帰っていいよといわれることが本人にとってラッキーなことかアンラッキーなことかはケースバイケース。時給制ならではの特徴かな・・)
何か確執のある者同士のことはその人同士にしかわからないことがある。だから彼女がどこまで憤りを感じていたのかわかっていなかった。しかもこれまでたまりにたまっていたものもあったのかもしれない。
が、全く客観的にしか見ていない私からして彼女は思いがけない行動に出てしまった。
チャージナースに向かって
「あなたのやり方は意地悪だ・・・」
とガツンと言い放ってしまったらしい。
この先うまくやっていくにはこのやり方は懸命な出方じゃない。私は当事者ほど熱くないので冷静にそう思う。もっともっと彼女と一部の上の人たちとの溝を深めることになってしまったように私は思う。
残念なことだ。
そんな彼女が帰ったあと、いろんな話しが聞こえてきた。
彼女は自分の国で経験があるからかなり高い時給をもらっている。なのにそれだけの働きをしていないだとか、それより時給の低い人で彼女よりもできると自信のある人たちが彼女の時給に嫉妬しているとか・・なんだかそういうこと。
働き始めたころ、こんな系のいやーな話はまーったく自分の耳には届いてこなかった。なんてみんな仲良しですばらしい環境なんだろう・・とか感激しきっていた。きっと私が自分のことに必死だったから、そういうことに気づく余裕がなかったんだろう。
ま、そんなことはどこの社会にでもあるもんね。。。こういう醜い人間関係に国境はないということやね・・・。
だからこそ、どうやって人とつきあっていくのか・・・。人を好きになる努力、人と仲良くつきあっていく努力、そういうことは大事なことだと思うし、そうすることによって自分が楽に生きられるとも思う。自分が好きと思ってる相手が自分のことを嫌いと思うケースは少ないと思うから・・。人を好きになることからはじめたらいいと思うけどなー。
文句言って心閉ざしたところには、誰も踏み込めないから・・。
なーんてなんかこんな話しになっちゃったけど、仲良しの同僚、やめること考えてるって言い出してるけど、私は居て欲しいと思うんだなー・・・。