
■ 2005/11/02 (Wed) ちょきちょき ざくざく
糖尿病性足潰瘍のある患者さん。
Diabetic Neuropathyといって末梢神経障害がある人の場合、幸か不幸か痛みを伴わない。痛くないから悪化しているのに気づかない、それがどんどん悪くなって結局amputation(足をちょん切る)というストーリが糖尿病の場合多い。
今日の受け持ちの患者さんの場合も、Physical TherapistによってHydrotherapy(水流と水圧を用いて創をきれいに洗い流す治療)が行われ、その後壊死組織だけをDebredemntされていた。
ちなみに・・・
PTの行うデブリードメントは横で見ていてナースでもできる感じ。黒や黄色の壊死組織をはさみでちょんちょんちょんと切っていく。
普通のスタッフRNはデブリードメントたぶん法的にたぶんやっちゃいけない範囲だったような気がする。(ちょっと調べてみよう)でもWound care Nurseはそれができる。
私は普通のスタッフナースだけど、そんなんばかり見ているし、切っちゃえ・・・とちょきちょき切ることもある。(いいのか?いや、明らかにこれはとらないと・・という腐ってる組織だけね。。無理はしてません)
で、患者さんの話に戻る。
今日の患者さん、せっかくHydrotherapyとか時間かけてやってるけど、昨日より悪化してるし、血液循環が超悪いよね・・・とPTと話していた。
そしてWound専門のドクターが夕方来た。患者さんの創について話していて、「じゃあ、ベッドサイドでデブリードメントしよう。つきあって・・」ということになった。
幸い患者さんは全く痛みを感じていない人。
同じことを普通の人にやる場合は全身麻酔のもと、オペ室にて行われるようなことがベッドサイドで行われた。
麻酔なし。
ディスポのメスでざくざく腐っているところを切る。
はさみでちょきちょき腐っている部分を大胆に切っていく。
フレッシュな血がどんどんでてくる。それを私がガーゼで押さえる。間違って私の手を切られないようにしながら・・・。
ドクターはこれが筋肉、これがスジ、これが神経・・・とか楽しそうに言いながらちょきちょき切っていく。
かなりエキサイティングな場面。
ほんの15分ほどで終わった。
最後は酢酸で浸したガーゼをその穴(Open Wound)につめておしまい。
いやーしかし、フレッシュな血があふれでてくるときの臭いはなんともいえない。
ドクターに「すごかったー。まるでbutcherみたいでしたよ。」と言ったら周りにいた人がおおうけしてた。
ドクターは「Butcherはないでしょ。。Artistとかいってほしいな・・ははは(笑)」と言っていた。
家に帰って辞書みたらButcherって虐殺者とかって意味もあるんだね。。
私はお肉屋さんというかわいい意味で使っただけなんだけど、どう受け止められたんだろうか・・・。
私、偉い先生にすごい失礼なこと言ったかも。。。
■ 2005/11/03 (Thu) お通夜
お通夜と訳したらいいのかどうか。。
viewingっていうらしい。
こないだの日記に書いた、フィリピーナの同僚のお父さんのご遺体が無事到着して、今葬儀場に安置されている。
Wound Unitは小さいユニットなので、とってもアットホーム。あさって土曜のお葬式には休みのスタッフは結構参列するらしい。私は土曜は仕事なので今日のそのViewingというものに行かせてもらった。
朝から夜まで葬儀場の一室を借り切ってお父さんのご遺体をみんなが見れるようにセットしてあるようす。
ということで、その葬儀場に行った。立派な葬儀場でびっくりした。
こっちでそういうのに行くのは始めてなので、他のフィリピーナにどんな格好していったらいいの、どうやってお祈り?挨拶?したらいいの?とかいろいろ聞いていった。
服は特にどうでもいいが、一応フィリピンでは黒とか白とかおとなしい色の服を着るよと教えてもらった。
黒のシャツと茶色のスカートをはいた。で、スニーカーで行った。足元が甘かったか・・・と車に乗ってから気になり始めた。。
大丈夫かな・・・とか入るとき自分の身なりが特に気になったが、行ってみたら全然問題なかった。いる人は普通にジーンズとかはいてたし。
お父さんのご遺体はおだやかな顔だった。
病院で亡くなった人を見るのとはまた違う感覚だった。彼女はニコニコありがとう。。なんて言っていたが、なんだかこっちが泣きそうになった。
休みの日。ということで、こないだはじめたボクササイズ、今日はがんばって朝に夜に行ってきた。
きついクラスでは息が続かないこと多々あり。めちゃめちゃきつくてついていけない。なさけないぞ。。。
しかしこの感覚、どこかで体験したぞ・・昔。。。
そう、高校時代の部活での鬼トレーニングの時間とかを思い出した。体はそういうこと覚えてるもんなんだなー・・・。
■ 2005/11/08 (Tue) 早寝早起き
仕事の日はいつも5時半起床。私が仕事に出るときはだんなが寝てて、だんなが帰ってきた夜は私がもう寝てるというのがしばらく続いていてすれ違いがあった。
夫婦ってなんなのか、結婚ってなんなのか・・・、仕事ってどういう位置づけ?とかいろいろ話し合った結果、だんなが朝型に切り替えてくれることになった。(私の仕事は時間が変えられないため。決して権力の違いでこうなったわけじゃない・・・と言っておかないと誤解される。特に私たちを知ってる人たちには・・・。)
そんなこんなで1ヶ月くらいたつ。
だんなはペースを乱したくないと、私が休みの日でも早く起きてる。だから私も休みの日も早く起きるようにしてみた。(っていっても6時半とか7時にはなるけど)
結構早寝早起きは気持ちがいいことに気づいた。
仕事を始めてからはムリヤリ朝起きていたが、自分の基本は遅寝遅起き。それが好きだったし、自分は夜型と決め込んでいた。
なんだかビタミン剤などサプリメントなんかにも興味持ち出してるし、運動もはじめたし、健康オタクになりかけてる気がする。
ま、このオタクはいいことだな。
■ 2005/11/09 (Wed) コードブルー2回
同じ患者さんで2回もコードブルーがおきた。さいてぇ〜。。
朝は7時から勤務。6時50分くらいに着いててアサインメントどうしようか・・・って日勤の他のナースと考えてたところ、患者さんの奥さんがだんながおかしいんだけど・・って。で、「えーと、夜勤の受け持ちは誰だ??」なんて探していたら、夜勤のナースがクラッシュカートに駆け寄ってきた。
なになに??
コードブルーコードブルー・・・と彼が息を切らしている。
あわてて患者さんの部屋にいった。顔面蒼白で反応なし。わずかに呼吸はしている様子。
あわててコードブルーのボタンを押し、全館放送。
Chest Compressionの準備をしている間にまだ脈があることが確認できた。とりあえずアンビューバッグで酸素を与える。
あっという間にコードブルー隊到着。
意識はまだしっかりしないがバイタルは安定したところで、夜勤が申し送りをしてくれた。
私が関わったおかげで(?)私が受け持ちとなる。
ICUは空床が少なく、バイタルが安定してるんだったらその患者をいれたくないとICUのスーパーバイザーが言ったらしく、とりあえずうちのフロアに保留となった。
でもなんだか目が離せない状況。
いろいろすったもんだがあり、ドクターからICU移動の指示をやっとこさもらう。で、私がICUナースに電話で申し送りをして、さあ、搬送しましょう・・・と行ったとたん、呼吸療法士が彼に痙攣発作が起きてるとあわてて知らせに来てくれた。
これまた酸素レベルが落ちており、痙攣で体が硬直している。意識もなし。
そしてあわてて2度目のコードブルー。
結局コードブルーチーム数名とともに、酸素をずっとアンビューで押しながらポータブルモニターとともにICUに患者を送ることになった。
同じ患者に2度もこういう目をおわせるのは最悪だよ。。と話になった。どうして1回目のあと、ICUに患者をすぐ送れなかったんだ・・・と。
あとドクターがすぐにコールバックしてこなかったことも原因だな・・。
患者が痙攣の既往があるのに、最近ずっと痙攣がなかったことでその薬は飲んでいなかった様子。
で、あとになってから聞いた話だが、昨日患者が学生と二人でいるときに、ずるっと転倒までいかないが、床にうずくまるように崩れたらしい。そういうのも痙攣発作の引き金になったんじゃないのか・・とか。
あと、急性腎不全もおこしており、さてそろそろ透析が必要かな・・という時期だったのに、実際オーダーがまだなかっとか・・。そして今朝の採血結果、電解質はぼろぼろだった。
いろいろ複数の原因がからんでいる。
ともかく朝眠いな〜・・・と職場に着いたが、落ち着いてふと時計を見るともう11時だった。
なんともエキサイティング。
家に着いたら信号無視とかいうNoticeが警察から届いている。写真つき。あ、見覚えある顔。私だ。
どこかの交差点で左折する際、黄色で行ってしまえ・・と最後尾で前についていって曲がったのを激写されている。
そういえばそこはカメラが設置されている交差点。
最悪・・・。
罰金はいくらだ。。そしてまた保険料高くなるな・・・。
こんな私もコードブルー。
あ〜こんなこと言ってる・・・。さむっ。
■ 2005/11/10 (Thu) 刑務所患者
首のリンパから結核菌が検出され、それがきわめて上部の肺に近い場所からの検出だから肺結核の疑いもあるということで、うちの病棟へとやってきた。・・・という患者さんはもともと刑務所からやってきた。そして二人の看守つき。
何やって刑務所にいるの?
夜勤ナースに聞いた。「そんなの聞いてないよ・・・。でもたぶん殺人とかじゃないかな・・」と。
それは確かな情報じゃないのに、私の耳には「Murder」という言葉が残った。
患者の部屋に入る。上半身裸で寝ている。体中タトゥ−だらけ。顔つきもいかにも「ワル」って感じ。
もう私の中では殺人か・・・と、彼のことを完全に極悪人扱い。
少なくとも午前中は・・。
患者のチャートのどこを見てもどうして患者がPrisonにいるのか・・ということは触れられていない。うーん、興味があるな・・。
看守とも時間を経て仲良くなり、こっそりきいてみた。
なんと、全然殺人とかじゃなかった。
イリーガルにアメリカ滞在を繰り返したからだって。
彼はもともとメキシコ人で、ともかく何度も何度もイリーガルにアメリカ入国を10年来繰り返し、結果投獄された・・というわけらしい。しかも5年くらい監獄生活を送らなきゃいけないようで、そんなに大変なことなのー??と思わず聞いてしまった。
彼のセキュリティーレベルはそう高くないらしい。が、それでも2人の看守がつくんだ・・。すごいよな。
で、彼の場合、Prison内の病院では手に追えない状況になったため、うちの病院へとやってきたらしい。
彼の足には手錠がかかっておりベッドとつながれている。看守が仮にいなくても逃げられないよ、これじゃあ。しかも患者さんすごい弱ってるし。今はパワーなしだよ・・。
で、患者さんはコワモテだけどすごいいい人だった。あんなに極悪人扱いを心の中でしてたのに、どこかで同じimmigrantという親しみ(?)みたいなものもでてきた。勝手なものだ。
「すごいタトゥ−ですね・・」なんていうと、「たくさん日本人もやってるよね。」といわれた。違うよ、それはやくざの世界だよ。。。そして彼は何一つ日本語知らないくせに「やくざ」という日本語は知っていた。
日本にもし居たなら彼もその道なんだろう。
調子にのっていろいろ聞いてみた。
Prison生活はどんななのか?寝てるだけ?運動するの?それとも仕事させられるの?どんなことしてるの?何人部屋?ごはんはおいしい?部屋はどんな感じ?・・・などなど・・。いろいろ映画に出てくる刑務所を想像しながら彼の話を聞いていると、やっぱりそうなんだーとか楽しくなっちゃった。しかも彼のベッドサイドには彼がそこで着用しているあのよくニュースや映画で見るオレンジ色のつなぎ(囚人服)があった。
うわー・・・なんて手にとる私。ハリウッドに売ってる観光者向けのとは違うぞー・・本物だぞー・・これ・・・と思うとちょっと興奮。
ま、実際彼はスパイクフィーバーがあり、貧血で輸血もいったりしながらでいろいろ医療的にも忙しい患者さんだった。
が、私てきにはいい経験ができたな・・・と。
あとの患者さんもなぜか今日は同じ系統だった。
ひとりはJail帰りで殴り合いの怪我を放置して感染をおこした人。他のひとりもHIV positiveの患者だったし。
いろいろネタがありすぎ。もっと書けるんだけど、長くなりすぎそうだからこの辺にしておこう。
■ 2005/11/15 (Tue) 続・刑務所の患者さん
日記復活です。掲示板の一件以来、小さくボイコットしてました。。(笑)
今回の件のみならず、ちょっとこうしたことがぱたぱたっと続いたような気がしたので、かなり落ちました。そして本気でサイトを閉じることも一度は考えては見たものの、それが解決方法なのか?今までやってきたのを一気に失うのは寂しいんじゃないか・・とも思い、数日自分なりに悩み、考えた結果、「書きたい」気持ちが自分の中に強く存在することが自身でわかったので、やはり続けていこうと決めた次第です。
表現が荒らし行為ではありましたが、あの書き込みによって「やはり個人情報というのはこのご時世もっと繊細に気をつけなきゃいけないな・・」と気を引き締める機会にもなりました。
というわけで、日常起こったおもしろおかしなこと、刺激的だったこと、そういうのを私らしくこれからもまとめていきたいと思っています。それがひいてはアメリカ看護の紹介になったりすれば一石二鳥!難しい学術雑誌とは違う、生の声を消費者レベルで(ちと表現が違うよな・・)届けれるのがこういう個人のウェブの特徴であるとも思ってるので、それを引き続き利用していこうと思います。
批判的な目で読んでる方もいるのか・・と思うとちょっとブルッとしますが、批判的なのにそれでも読みたくなるウェブなのかもしれないと、それをも肯定的にとらえてみようかな・・と。
ただ私もお調子ものなので、気づいたことがある方はそっと教えていただけたら幸いです。
というわけで、まだしぶとくがんばっていこうと思いますので、よろしくお願いします。
・・・と前置きはここらにして・・
前回の日記の刑務所患者さん。
今日が退院だった。・・・といっても私は受け持ちじゃなかったんだけど。ほんとにオレンジの服きて、手には手錠、しかもシンプルな感じじゃなくってぐるぐる巻きの手錠をされていた。あれじゃ鼻がかゆくてもかけない。
患者さんはムショに戻りたくないと言っていた。と、同時に彼の看守二人も戻りたくない・・と言っていた。たしかに看守はここではただ座ってるだけ。いや、患者の部屋でテレビ見てるし、暇になったらナースステーションにしゃべりにくるし(それがまたかなり邪魔だったりする)、気がついたら何かくちゃくちゃ食べてるし・・・という感じでまさに自由奔放だ。そりゃ患者よりもむしろ君たちのほうが帰りたくないだろう・・・。
ムショからの車が病院前についたという連絡を受け、車椅子でさらなる警備員もつけ、患者は連れられていった。
患者さんの後ろ姿、ちょっとかわいそうだった。
でもぷっと笑ってしまったことは患者の後ろを歩く看守のお菓子バッグが一番大荷物だったこと。。。
そりゃあんた、そんな大きな体にもなるわ・・。
■ 2005/11/16 (Wed) 管理職
マネージャーはフロアに一人。その下にアシスタントマネジャーといわれる、いわゆるいつもチャージナース(スーパーバイザーとも呼ぶ)をする人が日勤・準夜勤・夜勤と3交代で3人いる。
ここでは日勤のアシスタントマネージャーのこと。
彼女は白人で年のこうは自分の親くらい。初めて会ったときから「かっこいい〜」と思っていた。マネージャーにフロア異動を認めてもらって、その後このアシスタントマネージャー(スーパーバイザー)にスケジュールやこのフロアのことをいろいろ教わった。
あまりどんなときも態度が変わらないし、堂々としているし、何か問題が起きてもナースをかばうようにドクターに説明している姿とかも何度か見たことがあり、素敵だなーと思わざるを得ない、そんな人だ。
かといって、そんな完璧な人ではなくって、やはりつきあいが長くなってくると(あ、彼女、今いらいらしてる・・・)とか(あ、今機嫌悪い・・)とかそんな状態があることも発見する。そんな普通な一面をみても、それはそれで素敵だなーと思う。
で、今日起きたできごと。
ドクターが直接うちのユニットに電話してきて、Wound care患者が来るけど、ベッド空いてるか?と聞いてきた。で、たまたま私が電話をとって、たまたま退院患者を送ったところだったもんで、何号室が今空いたところですよ。と答えた。でもスーパーバイザーに聞いてみますね。と言って電話を切った。その後、そのスーパーバイザーがやってきて、私に怒るというわけでもなく、説教するというわけでもないが、まあ普通に楽しく会話というよりもややきつめの口調で「勝手にドクターに部屋番号与えないでね」という内容のことを言ってきた。もちろんそれはそう思っていたからスーパーバイザーに連絡したんだけど、ドクターのほうがもうリザベーションできたくらいに思ってしまったらしい。ベッド管理はスーパーバイザーの仕事だから、答える前にまず電話をふらなきゃいけなかったのだ。いや、言ってもよかったが、私の言葉足らずで誤解を生んだ。横で聞いていたこれまた私の尊敬するかっこいいスタッフRNが「彼女はちゃんとスーパーバイザーに連絡とりますってドクターに言ってたよー」とかばってくれた。ががが・・・と相手に言われても、口ごたえしない私をかわいそうと思ったんだと思う。
これは決していい子だからしないのではなくって、こういうとき英語でどう対応していいかぱっと出てこないため、はぁ、はぁ・・とあたかも素直な子のように聞いてしまうのだ。ある意味悲しい。。
ま、ちょっとそういわれてドキッとしたので、その後しばらく私は意図的ではないがなんとなく黙っていた。彼女は他のナースと雑談して一度は去っていったが、そのあとまたうちのユニットに現れた時になーんとなく気まずいかなー・・・??という空気が私と彼女の間に流れていた。
それを彼女もいち早くキャッチしたのか、普段あまりこういうことがないのにそのときは私のところにわざわざ雑談しにきてくれた。
そしてなんだか普通の話をして笑わしてくれて、最後は背中をなでなでして去っていった。
別に誰も気にとめることのないような普通の出来事だ。日常に普通に起きてることだ。
でも私にはうれしかったし、すごいな・・・とあらためて尊敬すべし管理職の姿だと思った。ほんとによく見ていると思う。注意すべきことはきちんと注意して、それでフォローが必要そうなことはさっとさりげなくフォローするという感じ。
ちょっと褒めすぎかもしれない。
しかし、前のフロアのマネージャやアシスタントマネージャーには感じたことがないオーラを感じる。
尊敬できる上司がいる場所で働けることに幸せを感じる。
■ 2005/11/18 (Fri) だんなの出張
出張というか、研修だな。その研修というやらやつで東海岸の方へ行ってしまい、今週1週間いない。
寂しい?と聞かれるとついつい「いや、そんな風に感じる暇ないですねー」とか「そぉんなぁ〜・・ははは」・・・なんて答えちゃう。強がってるつもりはないけど、強がってるのだろう。(強がる意味が自分でもわかんないが・・・)
今週はだんながいないのがわかっていたのでめいいっぱいお仕事を入れていた。昨日を除いて仕事・仕事・仕事。
毎朝早いもんで、夜はほんとに9時まわったらおねむ。雑誌でも読もうか・・と思うが数行も読まずに寝ている始末。
ま、だから実際本当にさみしぃ〜と思う暇はないのも事実だな・・。
休みの昨日はウェブで知り合った方と初めてご対面。うちのだんなと入れ替わりのようにその方のご主人のお仕事が今週1週間こちら西であるということで、東のほうからやってきた方だ。思えばウェブ立ち上げ初期のころからのウェブ上での知り合いだったように思う。なーんとなくイメージしていた人とそう遠くなかった。何度かメールのやりとりしていると文章からだけでも人間ってどんな人が大体わかるもんなんだねー。
年もまったく同じだし、気をつかわないでしゃべれて楽しかったなぁ。こうして輪が広がっていくのが楽しい。いつかアメリカのいろんなところ旅行して、こうして知り合いに会っていく旅をしてみたいな。。
そんな昨日に朝・夜と参加したボクササイズ。足を使う運動が多くて太ももの筋肉ががちがち・・・。今日は変な歩き方を1日していたと思う。
痩せるよりも筋肉と食欲増進で体重が増してる今日このごろ。
12月上旬にあるクリスマスパーティーまでに痩せる予定でドレスをまだ買っていないが、サイズアップで買わなきゃいけないことになるかもしれない。予想範囲外。。
明日仕事が終わったらだんながもう帰ってきてるんだと思うとなんだかうれしくなる。
やはり人恋しいもんだ。(っていうかだんなが恋しいと言えよって感じだな・・)
だんなの大好きな「あいのり」でもビデオ予約して寝よう。(「あいのり」金曜夜11時半からかなり遅れてこちらでも放送されています。)
■ 2005/11/19 (Sat) フロート
昨日と今日はパートタイムの病院での勤務。ここはいつも週に1度だけなのでこうして2連ちゃんになることはない。が、いくと昨日と同じ患者受け持ちじゃない。いやラッキー!!(受け持ち患者を知っているといないでは仕事スタートの際の気分が違う)
7時から申し送りが始まり、7時15分に電話がなった。誰か一人違うフロアへフロートしないといけないということだ。
こういうときはパートタイムがはずれくじを引くのよね・・・なんて思っていた。一応順番とはいってるが、それを今日は確認してなかった。ちらっと顔をみて「あなた行って」って感じだった。はい、テレパシー大当たり。
大体今日のチャージナースは感じがよくないなーとは思っていたが、ほんとに感じよくなかった。
1対複数の申し送りだからその場の雰囲気は会議中みたいな状態。そんな状況で当然口ごたえもできず、する気もなく、オゥケィといってその場を立ち去って違う病棟へ向かった。
温和な私も(え、聞いたことがないって??いや、英語環境では温和になってしまうのです。。)カチンときていた。
気持ちはもう自分の知ってる患者へとReadyになっていたのに、すべてStart overか...と思うとがっくりくる。何時だと思ってんだよ!!とか思う。
ま、フロート先で申し送りを受け、ちょっと遅れてスタートとなった。土曜日なのになぜかわんさかstudent nursesがいる。私の見たい情報の紙がないないと思っていたらそれを学生さんが独占していたり、私もまだ患者の顔見てないのに質問攻撃されたりでこれまた学生さんは悪気ないのわかってるんだけど、この状況にムカッとくる。
かなり気分の悪いスタートだった。
そんな一日のスタート。私に最初の笑顔を与えてくれたのは患者さんたちだった。
かわいいおばあちゃん患者さんとか見るとホッとする。
この仕事が好きだなーと思う瞬間だ。
ここはWoundの専門ユニットではない。が、一人Wound care患者さんがいた。なぜか「よしきた、任せて!」と張り切ってしまう私。
タイミングよく(普通は運悪いと思うのだろうが)イレオストミーがリークしてきた。漏れがなければ明日交換日だったが、今日交換することになった。ストマの隣の手術創が感染してぱっくり開いていて、そこからの浸出液がイレオストミーバッグに染みて漏れやすくなっている。
同じような患者さんを自分の病院で見ているからこうしよう、ああしようとアイデアが浮かぶ。細かい作業だが周りを1センチ弱に切ったテガダームで補強していく。
まだまだ知らない物品や知らないやり方があるが、どうしたら漏れにくいか・・とかはこうして患者さんを見て自分でやってみる実践によって少しずつ学べて考える機会をもてる気がする。(ちょっと実験的になってしまうときもあるのだが・・患者さんごめんね。。)
そんなこんなでフロートした先のアサインメントはいい患者さんばかり。いい1日となった。
なんだフロートさせてもらってよかったわ・・・と帰りには思った。
そして帰ってきてるであろうだんなはいない。
12時ごろ着く飛行機って聞いてたけど、どうやら夜中の12時過ぎらしい。
そんなあほな・・・。
どこに行くときも出かけ先をいわず、何時に帰宅するともいわず・・という男兄弟のみの家庭で育った人はこれだからいやだわ・・と思う。
でも明日は休みなので迎えにいきますね〜。
まだ数時間あるから一眠りしよう。
(って、朝まで寝てしまったりして・・・)
■ 2005/11/20 (Sun) Japan Expo
なるものがLAのコンベンションセンターというところであったので行ってみた。・・というのもただ券をいただいたというのもあって・・・。
アメリカに住む日本人が集まるのか、アメリカの人たちに日本を知ってもらうためのものか、そのコンセプトさえあまり知らないままに行ったが、集まってるのは日本人というよりは日系人のほうが多いような印象だった。
日産、トヨタ、そしてゲームにアニメなど・・・これはいかにも外人たちによって日本産のものとして認識され、高く評価されているものたちだな〜と思った。
寿司職人になる学校の紹介などもあった。
全く日本と関係ないやん・・というブースもあったりした。
将棋をうってるなんだかオタクな空気が流れるブースもあった。
ま、いろいろだった。
しかしちょっと盛り上がりにかけるな〜・・・。何が足りないんだろう。女の私がいうのもおかしいけど、エキスポというものにはコンパニオンという名のきれいな若いおねえちゃんたちがいてもおかしくないと思う。そういうので華やかさががらっと変わると思う。あと音楽ね。なんだか静かーな雰囲気だったので、もうちょっと空気から盛り上げていってもいいかもね。
うちらの気を一番注いだものは日本の「ウォッシュレット」の案内だった。
今申し込んだら100ドル安くなるというのでもう少しでサインしそうになったが、とりあえず一呼吸おいて考えることにした。
うちにとりいれるか取り入れないか、検討中。
■ 2005/11/24 (Thu) サンクスギビング
先日から喉の調子がおかしく、寝込むほどしんどいわけでもないし、熱があるわけでもないし、なんだか風邪の前兆みたいな状態が続いていたので今日の勤務キャンセルにならないかな〜・・・と期待していたが、早朝の電話もなく働くこととなった。
サンクスギビングだというのに、パートで働くMed/Surg/Oncのユニットは特に患者数がいつもと変わらなかった。アメリカの数少ないナショナルホリデーにまで病院に残っている患者さんたちだ。ま、予想どおり手のかかる病気な人たちだった。
面会の人たちを見ても、テレビに流れる番組を見てもホリデーモード満載。そこで12時間も拘束(拘束という言葉がぴったり)されるのはつらかった。喉が痛いし、風邪薬のせいでか頭がぼわーんとしてるし、早く帰りたいぃぃぃぃ〜〜と心で叫びながらの勤務となった。
一人退院させたら次がすばやく入ってきた。こんな日にERに来る人だ。重病だろうと思ったらほんとに家においておけないような人がきた。肝性脳症という、肝臓の機能が低下しすぎておきる意識状態低下の50歳代のおじさんの入院だった。おじさんが来た際は意識がもうろう・・というよりは、いわゆるconfuseという状態だった。がーがー寝てるかと思いきやこちらが一瞬部屋を離れた瞬間一人でトイレまで歩いていっており、見つけたときにはベッドからトイレまでのフロアに「大」と「小」が巻き散らかされてる状況だった。
これではこっちがもうろうとする。
二人部屋だったが、もう一人のおじいちゃんもこれまたかわいいボケボケで抑制とかされてる状態の人だったので、この状態に不満も不平もいわなかったので、それはこっちとしては助かった。
そうかと思えば31歳にして肺がんの男性。たばこも吸ったことないのに、胸痛があって病院にいって肺がんと診断されたのが今年の2月。そしてその後今回の入院で脳にも転移が見つかっており、私の勤務の際にその転移の話しがドクターからされた。
当然だが、なんともいえない表情でショックを受けていた。
私よりも若いのに・・・と、こちらもなんとも気が重くなる告知だった。
ランチはターキーなど、職員にはフリーだった。
今日はタイムアンドハーフといって、時給が1.5倍になる。計算すると笑みがこぼれた。一日が終わってから、(しんどかったけど、いや〜働いてよかった〜・・)と思う現金な私だった。
■ 2005/11/30 (Wed) 忙しい理由
なんだかんだと忙しい日々。何がそんなに・・・とあえて何に忙しいかあげてみるとかなりしょーむないことに時間をさいているのを発見。
あ〜、今日はせんたくしなきゃ・・・というのだけでもおそらく「あー、忙しい・・」と感じてしまってるんだと思う。
クリスマスカード買わなきゃ・・、クレジットカードの支払いの整理しなきゃ・・、郵便物の整理に、あ、化粧品がもうなくなりかけ、買いに行かなきゃ・・とか・・・なんかそんな感じ。ごくごく日常のことなのに、一旦休みの日にやりそこねてまた連勤が始まるとちびちびとそのレベルのやることがたまっていく・・・という感じ。チリツモ。
時間が経つのは早い。だって師走の12月がもう明日からだもんな。
なーんて、忙しいフリして、実は大きな理由がふたつ。
ひとつは新しく仲間が増えた。その名も「ぬっくん」。またもやギニーピッグがうちにやってきた。
今年の7月にのんちゃんを購入後たった5日で亡くして悲しい思いをし、もうペットなんて・・という思いから、やっぱり何かペットを飼いたいね・・となって、犬、しかもパグがいい!とかなり強力に夫婦で意見がまとまっていたが、どこからどうしてそうういう犬を手にいれられるのか、知識も縁もなく、そうこうしてるうちにかわいい奴と出会ってしまったというわけ。
(新しい家族「ぬっくん」のことはまたきんちゃんぎんちゃんのコーナーをかりてアップしていきます。)
それで忙しいというか、手をかけているのもあるが、まだ理由はもうひとつ。
これこそまさに無駄!と自分自身が第三者となったなら言うだろう。
韓国ドラマにはまってしまっている。
日本でも放映されたと思われる「悲しき恋歌」ってやつ。
美容院とか行くたびに目にする女性週刊誌で(こっちでも値段は高いが手に入る)どうしてこんなに韓国ブームなんだろう、どこがかっこいいんだ?とフシギに思っていたが、自分がみたらなるほど・・・と思ってしまう。
こんな私はおそらくいたって普通の人なんだと思われる。
第一話で泣き、第4話で大泣き。
こういうのもあって、本当に忙しい。
いかんいかん。。
続き物はほんとにいかん。次が見たくなってしょうがない。
あー、時間の管理ができてないよ〜。。でもまた今晩も見てしまうよ〜。。誰か止めて〜。でもとめないでー。

