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■ 2006/02/01 (Wed)  テレメトリー


パートタイムの病院で私がフロートする番となった。
フロート先はテレメトリー。この病院ではICUのステップダウンということでモニターはついているけど、状態はかなり落ち着いてる人たちのいるフロア。Progressive Care Unit=PCUと呼ばれている。(病院によっていろいろ呼び方が違ってややこしい・・・)

えー、私モニターとか全然わかんないんですけど・・。(心臓系苦手だし、ACLSとかもってないし・・・)
しかし、行かねばならない状況。

リーダーのナースの人がすごくいい人で、軽いアサインメントをくれ、その上いろいろ気にかけてくれてサポートしてくれた。
しかし、てんやわんやと忙しそうな病棟だった。
薬の量はすごかったけど、私の患者さんたちはわりと穏やかに過ごしてくれた。ともかく問題なく12時間過ぎてくれた。
とはいえ、やっぱり自信のない分野で働くのはComfortableじゃないな・・。できればここにはもうフロートしたくないんだけど・・・。

パートタイムの病院のいいところ。
職員割引でカフェテリアでは何でも40%オフ。
ほんとにやすーく食べれるのでお得。レギュラーの病院にはそんなディスカウントはない。こういう目に見えてお得感のあるベネフィットはとてもいいと思う。



■ 2006/02/03 (Fri)  結婚5周年


早いものでもうあれから5年。驚きだ。

そんな今日、朝はここのところうちに羽ありが出て一本の柱がくいつぶされそうになっていたので羽あり業者に来てもらった。メキシカンのおっちゃんで、人のよさそうな顔した人だった。
柱に数箇所小さな穴をあけて、そこから薬を注入していた。が、1本の木は完全になかがスカスカだからやりなおしたほうがいいといわれた。どうやってやりなおすの?と聞いたらいろいろ説明してくれた。誰ができるの?と聞いたら僕できるけど・・・と。じゃあお願い!ということで木を外して、新しい木をはめてまわりにあうようにペイントしてもらった。
コンドミニアムの補償がきいて無料のはず。だけど、こんなにやってもらったんだし払わないわけには・・・。どうやって支払ったらいい?と聞くと、ぼくがやったことは会社に言わないで、その代わりチップちょうだいということになった。
もちろんもちろん。。。さしあげますとも。汗だくだくになって1時間以上エクストラの作業してくれたわけだし・・。ありがたいことこの上ない。
だけど現金が20ドルしかうちになかった。
これでいいかな・・と渡したら「こんなにくれるのか!ありがとう!ありがとう!」とニコニコで帰っていかれた。
一体会社からどのくらいもらってるんだろう・・・。
こっちは少しすぎたな・・と罪悪感を感じてるのに・・。

そして昼からはパートタイムの病院で1時間ちょいほどクラスがあった。スケジュールをオンラインで管理するらしく、その使い方の説明だった。楽勝クラスにも関わらずお給料がちゃんとでるらしい。ぬっくんのエサ代になった。

そして夜はディナー・・・といきたいところ、なんとタイボーのスペシャルクラスが夜6時からある。しかもいつも1時間なのに今日は1時間15分、そして2人のインストラクターさんでお送りされる。
これをいかないわけにはいかない。

だんなに交渉。
ディナーはいつでもいけるけど、このクラスは今日しかない・・と説得になってるんだかなってないんだか・・得意の言い訳をならべる。
いいよ、じゃあ行ってきたら・・。で、ディナーは週末にしよう。
ということで話はまとまった。
さっすがー!私のだんなさま。
(逆の立場やったら私は切れてるやろな・・。)

ま、スペシャルクラスはほんとにすごかった。息があがって死にそうになりながら、でも容赦なくガンガン行くインストラクターさんたちにあおられながら1時間15分が終わった。
しばらくモウロウとしていたがなんともいえない達成感で感激。
そして家に帰ってシャワーを浴びたあと、結局今からでもまだあいてるレストランはあるし、せっかくの記念日だから・・といって、イタリアンレストランにでかけた。
いろいろこの5年を振り返った。大変な時期のほうが長かったのに、振り返るとあんまり大変って印象がなく楽しくここまで来られている。これもひとえに私のおかげ?だんなのおかげ?
ともかくこれから先も一緒に向上していきましょうと話しあった夜になったのでした。



■ 2006/02/12 (Sun)  あれま、もう12日。。


知らない間にもう12日。びっくり。。。
1週間以上も日記をなおざりにしていた気が全然しない。

あ〜、あのせいだ。。。
ここのところ私のパソコン時間をも奪う、私の睡眠時間をも奪う、それくらい私をとりこにさせるものがある。

たぶんもうすでに見たという人も知っているという人も多いと思うが、「24」というドラマ。
複数の人から面白いという話は聞いていた。が、見る機会なくここまで来ていた。ある日なにげにだんなが借りてきた。最初は軽視していた私だったが、ちょっと見始めると止まらなくなってしまった。もう次が気になってしょうがない。。
1時間とはいえ、コマーシャルカットされてるので正味45分で一話が終わる。
だんながテンポよく次々滞ることなく借りてきてくれるもんで目を充血させながらも家にいると見てしまうざま。夢にまでジャック・バウワー(主役)や状況の設定が出てきて、おまけに自分も参加していたりする。ちなみに夢の中で私はけが人の世話をしていた。そして寝言もジャックに伝えて・・と何やら言っていたみたいだし・・。
はまるとこれだから私の場合大変。。

最近のことで私の中でトピックといえばモルモットのぬっくん。ここのところめちゃくちゃ慣れてきて、かわいいこときまわりない。夜は部屋をぬっくんモードにして放し飼い。こっちが座ってたら膝の上にのってくるし、なでてなでて〜という顔でじーっとしてることもあるし・・。
昨日は初の爪きり大作戦でうちは大変だった。ハムスターと生態は似てるけど、やっぱいろいろと違って、これがまた面白い。

そして相変わらずタイボー。がんばってます。
だんなに「なぁなぁ、ダンベル買っていい?」と聞くと
「「バッグ買っていい?」とか聞いてくる嫁のほうがかわいいな・・」と言われた。
ま、結局今日ダンベルを一緒に買いにいったのですが・・・。

そんなこんなでお休みの週末はあっという間に終了。明日からまた仕事モード。



■ 2006/02/14 (Tue)  バレンタインデー


と書いてみただけでうちは特にバレンタインデーのイベントなし。こっちは日本のように女性から・・という風に決められてないし、どっちもが「もらえる」と思ってたらどっちも何にも用意してなかったっていうのが大体のおち。
ちなみに職場の新婚の友達は休み希望して休みをとってた。何するんやろう・・・。
まぁいいとして・・。

風邪気味。最悪。
タイボーで今年は元気いっぱい!風邪なんて寄せ付けないわ!くらいに思っていたのに、喉がいたい。
寝不足がたたったか・・。絶対「24」のせいや。
職場でも風邪っぴきの人が山ほどいる。それでなくても感染症の患者ばかりでうようよと菌がただよってるところで働いているのに・・。ちょっと体が疲れたらすぐに菌が入ってくるんだろう。

火曜の朝はWound Round。トップのドクターが変わってから方針も変わった。もっとプレゼンテーションをオーガナイズするように、時間短縮もはかれるようにと、何をどうプレゼンするかのフォーマットを作ってくれた。
月曜はこのフォーマットに記入する仕事ができて、みんなブーブー文句言ってる。でもこのフォーマットのおかげでかなりプレゼンのストレスは少なくなった。
私は今のトップのドクターの方針がとても好きだ。おじいちゃん先生だけど、まだまだ現役の外科医。Woundや疾病だけを見ずにちゃんと「患者さん」を診る先生。そしてどのナースにも親切だし目下にもきちんとRespectする姿があるのが人間としてすばらしいと思える。
こんなドクターばっかりだったら世の中すばらしいのにね。

忙しい火曜は座る間もなくお昼となる。
そんな中、珍しい人が尋ねてきた。前に入院していた僕ちゃんだ。彼女と別れて自殺行為をはかって自分で自分を撃った子。あれ何月の話だったかな・・。この日記にも数度登場したと思うけど・・・。
なんと全く普通に、ジーンズはいてポケットに手を突っ込んで歩いてくるではないか・・。ベッドに横たわって管だらけの彼のイメージからはとうてい考えられない状況。
バレンタインデーだから・・といって、いくつかチョコをおいていってくれた。
まだリハビリに通っているというが、すごいすごい・・。もちろんまだ不自由はいろいろあるだろうが、死にかけていた人間が、医療を受けることによってこんな風になるんだ・・と改めて驚いた。

ちなみに今日一緒に働いていたナースが彼を見ても彼のことを思い出せずに「えーと、どんな状況だったっけ・・?」と私に聞いてくる。そう、患者さんの名前や顔を覚えるよりもどんな傷がどの部位にあってどう治療したとか、こんな状況で入院してきた・・とか状況設定をふりかえるほうが思い出しやすいことが多々ある。
が、彼の状況を説明するキーワードが「自殺未遂」だとか「薬物依存」だとか「わがまま」だとかネガティブなことばかりなので彼のいる前ではそれらが言えず、「ほらー、○○号室にいたじゃない・・」「ほら、Wound VACつけてたことあったじゃない・・」とあまりキーワードになってないことばかり並べてしまった。結局彼女は彼が帰るまで「きっと私彼を受け持ったことないんだわ・・」と彼のことを思い出せないままだった。
彼が出て行った瞬間、「ほらあの自殺未遂した子だよ」とささやくと、「あ〜〜〜〜!!!!!」とびっくりするように思い出していた。
ま、それくらい彼の見た目がいいように変化したってことかな・・。

さてと、風邪薬飲んで寝よう。



■ 2006/02/16 (Thu)  半年か・・


パートタイムのほうの病院のマネージャーに呼ばれた。Six Month Evaluationするから時間の空いたときに来て・・と。
そうかー、もう6ヶ月も経つんだ〜・・・。
なんだかまだまだ慣れない環境で・・といい続けてきた気がしたし、実際いまだ「NEW」気取りで働いているんだけど、半年と聞くと時間が経っているんだーと感じる。
マネージャーの部屋に行った。「どう?」と聞かれ、「いやー、まだ新人気分でしたが半年と聞いて驚いています」と答えたら「あらそう、私はあなたがずっと長くここに居てるような気がするわ・・」と。
今後半年はどういうことを目標にするか・・とか聞かれたり話し合ったりした。一応このフロアはOncologyのフロアでもあるので、Chemo therapyのCertificationがあるに越したことはない。というわけで、それをこの半年でとれるようにクラスをセッティングしましょうと言ってくれた。
そしてコメントをすでに書いてくれてあるevaluationの紙をくれて終わった。

そこには3行ほどのコメントが書かれていたが、中に「いつもスマイルで働いている」というくだりがあった。
そうなんだよな・・。褒められるポイントってスマイルなんだよな・・・。レギュラーの病院でもほんのたまーに患者さんからもらうApplauseのLetterもキーワードはたいていスマイル。
小学校の時からそうだ。34歳になってもそのポイントは変わってないようだ。
怒ってないのにいつも怒り顔に見えるよりも笑い顔のほうが絶対いいと思うし、こう褒められるのはいくつになってもうれしい。

忙しさやストレスでピキピキきていて、営業スマイルでニヤニヤしていることももちろんあるだろうが、でも基本姿勢は「SMILE」。
こういう褒め言葉を50歳になっても60歳になってももらえるといいな・・・。

週に一度のこのパートタイム。半年たって、まだ名前と顔があやふやな人も多いが、レギュラーで働くいつも見る人とは顔見知りになって働きやすくなってきた。
休憩室がそんなに居づらい場所じゃなくなってきた。。っていうのは大きな進歩。
Per Diemとして働くにはそんなにお給料がいいわけじゃないし、何かあったらいつやめてもいいか・・くらいに思って働いているが、とりあえず今の生活パターンからはそう無理をしている感じもなくやってこれているので、とりあえず無理を感じない間はこのままやっていこうかな・・と思っている。
視野を広げる・・・違うやり方を知る・・・知り合いを増やす・・・活動範囲を広げる・・いろんな考え方を知る・・・と医療のことを勉強する以外にもいろいろいい機会になっていると思うしね・・。



■ 2006/02/19 (Sun)  なぞの疾患


20代後半の黒人男性。若いのにいっぱい疾患をもっている。が、すべてはここ数年に起こったことのよう。
まず糖尿病。そして腎症を引き起こし、透析。網膜症もおこし、片目はブラインド。よく見えてるほうの目も日に日に悪くなっていっている。
うちのフロアにいる理由は大きな開放創が足にあるから。そのWound Careのため。

足の開放創はなぜ起こったかというと、患者の「足が痛い」という訴えにはじまったらしい。外来でドクターの診察を受けており、何週間たってもよくならないし、悪化してきてどんどん腫れがひどくなっているとのことで精密検査をしに病院に入ってきた。
足の腫れている筋肉層からバイオプシーをしたが原因不明。あまりに腫れてCompartment Syndromeを引き起こし、プレッシャーを開放するためにFasciotomy。それで2ヶ所の開放創ができているが、見えている中身は普通腫れてる筋肉層・・のはずなのに、彼のは壊死している部分が見える。ところどころ色が緑っぽい黒だったり、組織が均一でなくドクターでない私が見てもsomething wrong。普通じゃないのはわかる。

何が起きてるんですか?とドクターに聞くが、ドクターも患者・患者家族に説明するのも、「あまりないケースで・・・いろいろ引き続き調べていきましょう」となる。

今日はWound Careのドクターのボスが日曜出勤。というわけで、ベッドサイドでできることをやろう・・と、突然デブリードメントが始まった。腐ってる筋肉をチョキチョキとはさみで切っていく。腐っているから機能していない、機能していないから患者はプレッシャーこそ感じるがそう痛みもなくベッドサイドでこんなことができる。静脈からかなりの出血。血管をクリップする。もう興味津々の私はドクターの視野をさえぎる勢いで頭を創部に近づけていた。
ま、それはいいとして、10分ほどしたら出血が止まったことを確認して、誰もが見れるようにチャートを残すための写真をとってからAcetic AcidでWet to Dryにしたドレッシングをパックして終わり。

が、本当になにが起こってるんだか私にはさっぱりわからない。ちなみに彼の今日のWBCは41.7という高値を示していた。Infection Doctorも関わっていろいろやってんだけどな。。Woundのドクターいわく、Immune Systemがおかしくなって、それによる生体反応なんだと思うけど・・ということだった。

悪いことは違うほうの足も徐々に腫れてきており、昨日の夜から足が痛い・・・と訴えるようになってきたこと。
同じことがいいほうの足にも起こらなければいいが・・。
どうなってるんだ。。いろんなドクターがかかわって、とりあえずここでできる最善をつくしている気がするが、悪くなっていってるし、その病態がよくわからない。。

さて、こっちで友達になって去年日本に帰国した友達カップルが今日本からこっちに来ている。しばらくうちに泊まってくれるということで、1分でも早く家に帰って彼らに会いたい気分。
全体的にスローな週末で完璧!時間前に申し送り終わった!さー帰ろう!とはりっきていたら、私が3人の患者を送った夜勤のナースが突然の嘔吐におそわれる。
白髪白人のおばあちゃんナース。
たしかに申し送りしてるときからいやな感じのゲップばかりしてるな・・とは思ってたけど。。
そんな彼女。ピンクのベースンもってウグゥ〜ウグゥ〜・・といい、たまに壁に走り寄ってウゲ〜ッっと嘔吐しながら「I'm fine. You can go! Go home!」といって、私たちに帰ってくれていいよ・・という。
そんなの帰れるわけないじゃ〜ぁぁぁん!!!

・・・っつうわけで、誰が残るかの話あいとなり、残ってくれる人が決まり、その人にまた一から申し送りをし、帰ることになった。
その嘔吐おばあちゃんナースはかわいそうだと思うし、いつもいい人だから文句言いたくないけど、こんなに帰る気もちマンマンになっていたタイミングにはあまりにもショックすぎるできごと。
タイミング悪いよ・・・。
どこにも当たることができないこのムカムカ感は職場を出た瞬間にだんなへの電話で発散することとなった。
意味なく私に電話で責められてるだんな。当たられ役をいつも買ってでてくれてありがとう。
悪いな・・とは後で思い、いつも反省するんだけどね・・。カーッとなっているときはそのいつもの反省をスカッと忘れるんだよね・・。

ちなみにその嘔吐おばあちゃんナースは結局私たちに押されてピンクのベースンをもったまま帰宅された。

家に帰ったら友達がごはん作って待っててくれた。
うれしいな〜こういうの。。。
愚痴も聞いてもらっておいしいごはん食べてかなりご満悦です。



■ 2006/02/21 (Tue)  Ope後フォロー


自分のこと。
1/25にラパロを受け、今日がオペ後始めてドクターと会う日だった。オペ後フォローって普通1-2週間後なんだけどね。ほぼ1ヶ月たつよ。。ま、しょうがない。先生、3週間バケーションとってたんだもん。。。
ま、いたって正常に経過したので、問題なしだけど。

オペの日は麻酔かかってたし、ドクターとは夜どうだったか電話で話したけど、ゆっくりは話してない。
が、今日はオフィスで写真を見ながらオペの経過がどうだったかなど、いろいろと質問しながら聞くことができた。

普通ラパロの後におきるGas painも麻酔によるNauseaも一切なかったことを伝えるとドクターはびっくりしていた。
完璧だねーなんてドクターもうれしそうだった。

写真は全部で12枚。非常にクリアに見えるもんなんだね〜・・。
ここが卵巣・ここが卵管、ここが子宮でこっちの向きから見てるものね、で、ここが問題の内膜症、ここが子宮内から見た卵管の入り口、これは・・あ、肝臓、関係ないけどとっちゃった・・never mind。。と。
ま、ふざけてか間違えてか腹腔からみた肝臓の写真までご丁寧にいただいた。
ともかく自分の子宮をみて、きれいなピンク色に感激した。(ちなみに・・別段きれいなわけじゃないです。とても普通に解剖のテキストとかにのってるレベルです。が、自分のが汚かったらどうしよう・・とか、わけのわからない心配をしていたので、普通であることにフシギな感激を覚えるのでした・・)

ついついここのところフォーカスが手術にあたっていたが、そもそもそれは人生のネタのためにやったわけじゃなく(私の場合結果的にかなりそれに近いが)、不妊治療の一環であったわけで、今後どうするか・・という話になった。

もし、このラパロによっても何も変化がなければ、超人工的な方法(体外受精など)をのぞまない私たちとしてのぎりぎり最後の手段はあと一つ。IUIというもの(日本でいうAIH)。受精のチャンスをあげるために精子を大量に卵管の近くまで送り込んでやるというやり方。
ただ精子を戻す方法もあるが、受精のチャンスを増やすために排卵誘発剤(ピル)を使って複数排卵させるやり方もチョイスとしてあると。もっとお金のかかるやり方としてはホルモン剤注射もあるが、これがかなり高価らしくドクターもこれは私には絶対必要じゃないので、特にすすめないといわれた。(ちなみに注射一本60ドルで一日2回の10日間投与が一サイクルと。つまりホルモン剤だけで1300ドルの出費となるらしい。)たっけ〜!!これは私の中でも即却下。
お金じゃないのはわかってるんだけどね〜・・
そんなにお金をかけなきゃいけないって思ったら精神的にブルーになる。それはよくない。

年齢を考えるとそう長く待つのは得策じゃないとドクター。
そうこのドクター、ほんとKeep going, keep goingって感じ。そういうの大好きだからいいんだけど。。
が、せっかく大きなProcedureを受けたばかりだから数ヶ月はちょっとこのままがんばってみますと答えた。
もちろんだんなと相談して決めたらいいが、様子を見るのはno longer than 6 monthsと言われた。
「何も起こらなければ7月に来なさい。でもその前に「I miss my period...」と言って君がここを訪れてくるのを楽しみにしてるよ!」とぽんぽんと膝をたたいてドクターは診察室から出て行った。素敵な先生だ。

さてと写真はどうしましょうかねー。だんなに電話する。「額にでも入れる?」とふざける。絶対こんなん見るの怖いくせに・・。

ま、こんな休日はタイボー三昧。3クラスもとってしまった。
体がタイボー飽和状態。
こんな激しい運動してたら仮に受精卵があっても流れ落ちそうだわ・・・とか汗だくではぁはぁ言ってる自分を鏡越しに見ながら考えてる私。
でもタイボーもやりたいことだし・・。

ま、しょせん、人生なるようにしかならないわけで、やりたいことやベストをつくしていたら結果がついてくると信じて、変に生活をコントロールする必要はないと思ってる。

しかし、この日記、不妊治療日記とかにでも名前変えたほうがいいかしらねぇ。。。自分の体を通して勉強するので、かなり詳しくなってきた気がする。。。。



■ 2006/02/22 (Wed)  スタッフナース私だけ。。


15床で3人のRNが各シフトで働くうちのWound Care Unit。何せ15年・20年・25年と勤続年数のなが〜い人たちの勤める場所でもあるので、ここの経験1年未満の私なんてひよっこもいいところ。そしていつもはそんな超Experienced Nurseたちを見聞きしながら彼女達からいろいろ学びながら、そしてそんな状況に甘えながら仕事をしている。
が、今日は日勤帯、私一人がスタッフだった。
それだけでもショックなのに、夜勤のナースも一人はやる気のないトラベルナース、一人はあまりwoundのことを知らない違うフロアからのおばさんナース、そしてうちのフロアで一番頼りにならない夜勤のナースの3人だった。
なんか出だしからシャキっとしない始まり。

とりあえずいつも「聞く」ことのほうが多いのに、今日は「聞かれる」側で、なんだかいつもと違うぞ〜・・というシチュエーション多し。。。

そして次に送る夜勤のナースもこれまたスタッフがcall in sickということで、トラベルナースとよそのフロアからのフロートナースがやってきた。自分のシフトをはさんだ前後にもスタッフナースなしの状態。これは初めてだな〜・・・。
ともかくWound Careが好きでない限り、普通の人は「Wound unitにまわされた」=「ハズレ」くらいにしか思っていない。
わからないけどやってみようか・・教えてね・・・とかじゃなくって、わからないから知らない、だって私Woundのスペシャリストじゃないから・・的な態度。

あ〜、明日大変なことになってなきゃいいが・・・。
頼むよ、スタッフィング。。。



■ 2006/02/23 (Thu)  元同僚


昨日はレギュラーの病院、今日はパートタイムの病院、そして明日はレギュラーの病院・・と同じ3連勤でもこうなると頭がこんがらかりそうになる。

そんな今日、またパートタイムの病院で私はフロートさせられた。みんなフロートを嫌う傾向にあり、つい被害者意識がでるが、結果的に今日もいい1日となった。

なんといっても驚いたのが久しぶりの仲間といきなり申し送りのルームで対面したこと。フィリピーノの彼はレギュラーの病院の元私が働いていた内科病棟での同僚。
一緒に働いていた当時は8時間勤務で、私が日勤、彼が準夜勤だった。彼に申し送りをするのが好きだった。ちょっと忙しくてやり残したことがあっても「OK、OK」と全然嫌がらず受けてくれる。そして翌日見るとサクッと処理されていることが多かった。たまにオーバータイムするときは一緒に働くこともあったが、一緒に働いていて気持ちのいい人ってこういう人をいうんだと思う。しんどくてもあんまりヒーフーハーフーいわないタイプ。涼しい顔して仕事をこなす感じ。

ま、その彼も私と同様、この病院ではパートタイムで週に1-2回働いているという。(彼は夜勤専門だけど)ま、お互い週に1度程度なのでこうして会う確率もすごい少ない中、今日はたまたま私がフロートした先で偶然であったという感じで、ほんとお互い驚きだった。 

いつもの場所で出会うとこんな感激しないのに、なんか思いもよらないひょんなところで出会うと「きゃ〜元気ぃ〜!!」とテンションがあがるのはなぜだろう。。。

ま、いいとして、フロートした先はOrtho(整形外科)のフロア。一人を省いてのきなみ私の患者は昨日手術を受けたばかりの人たちでみんな一人で動けない人だった。
一人日本人のおばあちゃんがいた。英語よりも日本語のほうが強い感じで、私とは日本語で話した。
話すと長くなって、日本語で話せてうれしいんだけど、なかなか病室から出るタイミングがうかがえなくってどうしようか・・と思うことがあった。
あとは日本人をホームステイに昔受け入れていたというダンディーな感じの白人おじさん。そして面会に来ていたその奥さん。何度も日本を訪問しているようで日本の話ばかりされた。うれしいんだけど、これまた話しが長くなって大変。
帰りには「どもありがと」といわれた。

このパートタイムの病院、いつも働く病院よりもアジア系の患者さん、アジア系のドクターが多い。場所柄だろう。
アジア系のドクターって優しい人多いね〜。週1でしか働かないから、ドクターたちを覚えず、ドクターたちにも覚えられず、なかなか慣れないからやりにくいと思っていたが(まだ思うことはしばしばだが)相対的に接していて「優しい」そういう印象があるな。



■ 2006/02/28 (Tue)  めっさ忙しかった・・。


先週末は日本から一時戻って来ている友達を囲んでパーティーをし、また、思わぬ大先輩の突然の登場もあって、すんばらしい週末となった。
一人の時間もとってもPreciousに思うが、こうやって人がいっぱい集まってにぎやかにわいわいやるのは私は本当に好きだな〜と思う。

そんないい週末を忘れさせるかのように、うってかわって、月・火と忙しい勤務となった。
昨日はまだまし。
今日は死んだ。1時間15分のオーバータイム。12時間勤務に変わって以降のおそらく最長。

いろいろ忙しかったのはどんなことかというと、
・火曜の朝は定例のWound round。どの患者さんもWoundがexposeされたまま。とにかく朝の薬を投与しながら、ドレッシングチェンジをしていくだけで午前は終了。
・とっても要求の多い患者の退院。いろいろ患者ードクター間のコミュニケーションに電話ばかりで非常に時間をとられる。
・例のなぞの疾患の患者さん。状況はまったく改善せず。ドレッシングチェンジに30分を要する。そしてそれが6時間ごとだから私のシフトで2回することとなる。そして大量ではないが、じわじわ創部から出血するのに対して処置をとったりドクターと連絡とったりで多忙となる。
・昼の2時過ぎにドクターがきてWound VACを始めてというオーダー。こっちがAvailableなときは患者がトイレに行ってたり、食べてたり、電話してたりでなかなかチャンスを狙えず夕方となる。これがまた難易度のかなり高い小さなWoundで、しかもそれが足の指の間にある。そしてかなり患者さんの痛みのレベルが高く非常に慎重にすることが求められる。かかること40分。が、リークすることなく一発でできて、患者さんに褒められたので、私の満足度は高い。(単純。。)
・明日退院で全然忙しくない患者さん。だけどおしゃべり好きで話しが長く気づけば時間をとられている。
・突然帰ると言い出して出て行くおばあちゃん。結核疑いだから部屋にいてもらわないと困るのに、マスクなしで出てくるし、セキュリティーを呼んで対処。すべての治療も拒否するためドクターに連絡。娘たちは誰も来ないし、電話をかけると「ドクターから抑制のオーダーとったら・・」と。患者もふざけてるが家族もふざけてる。娘との電話でイライラ度がピークに達する。

ま、大して驚くようなことは起きてない。よくあることばかり。だけど、すべてが一度に起きたような感じで、その状況に非常にIrritateする私だった。一つのことをやってても何かにInterruptされてやってることがNever終わらない。で、さらにやることが増えて、何にも全然終わらない。。ぎゃ〜〜〜〜!!!って感じ。

イライラしたらいかん、いかん・・・と思いながら、でもかなり鼻息荒く夜勤の人に申し送りをした感じだった。

申し送りした後にいろいろ残務を片付けるが、申し送りが終わると急激にテンションが下がる。さっさとやって帰ろう・・・というレベルの残務だとがんばれるんだけど、「私、いつ帰れるんやろ・・」と思うレベルの残務量。「もうええわ・・」と投げやりになり、スローになる。

仕事の後、タイボーに行って帰る時間と同じくらいになった。
どうして自分のしたいことだったら元気で、仕事で遅いと気分的にこんなしんどいんだろう。。。

そういえば、今日カフェテリアでコードブルーと放送が流れていた。後で聞いたらうちの秘書さんだった。彼女は昨晩から今朝まで働いて、そして今日も夕方から出てきていた。それで倒れたらしい。
働きすぎは体をだめにするね・・・健康はお金で買えない。。。そんな話をみんなとしたのでした。

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