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 ビザスクリーンの英語の試験として3つオプションがあるうちのひとつであるIELTS(アイエルツ)。TOEFLに比べて日本人にとっては情報の少ない英語力判定テストと思います。Mamaが複数回受けてきた経験をもとに、どんな試験なのかMamaの独断でまとめてみようかと思います。

会場はアメリカではたった数ヶ所しかありません。というのもこのテスト自体がもともとオーストラリア・イギリスのものだからかと思います。会場の情報はこちら 左上の「Test Centre and Test Location」で「USA」を選ぶとアメリカ国内での試験会場がわかります。

ここLA近辺はLAとSan Diegoとチョイスがありますが、かなり遠くまで試験を受けに行くことになる人もきっとたくさんいるのでしょうね。実際会場では飛行機で違う州から来たという人も見かけました。

金額USドルにして$140

申し込み
 ウェブサイトからダウンロードしたアプリケーションフォームに記入して自分のテスト会場に送るだけ。シンプルなフォームです。
http://www.ielts.org/library/IELTS_application.pdf
 お金の支払い方法は各会場によって違うようなので、個々で調べてください。ちなみにSan DiegoはパーソナルチェックでもクレジットカードでもOKでしたが、West LAはそのどちらも不可。ここはマネーオーダーを送付する必要があるようです。

テキスト
 いろいろあるようですが、うちの近辺では大きな書店でもみつけることは難しいです。インターネットで買うのが一番てっとりばやいとは思います。ネット購入では中を開けて実際見てから買うというわけにいかないので、どれを選ぼうか迷うと思います。ちなみにMamaは発行年が一番新しいのを選んでみました。
Cambridge IELTS with answers edition 3 (Book with 2 Audio CDs)

テストの全体の流れ

午前中: <ペーパーテスト> リスニング(約30分) → リーディング(1時間) → ライティング(1時間)
*この間、トイレ休憩はなしです。試験前はカフェイン・水分補給を控え、必ずトイレにいってから試験にのぞむようにしましょう!
午後: スピーキング(一人の持ち時間約15分から20分)
*スピーキングは会場やその時の都合により日にちがペーパーテストと前後1週間を限度にずれることもあります。


テストの構成


<リスニング>

流れ
 TOEFLのリスニングよりは個人的に少々易しいかな・・というかとっつきやすいかな・・感じます。が、聞きなれないイギリス英語のアクセントなので、最初はとまどいました。
 4つのセクションからなりたちますが、とくにイントロは易しいと感じると思います。そしてTOEFLと違う点は質問が先に読め、また質問を読む時間もくれます。これでずいぶん推測しながら聞くことが可能です。また聞きながらメモすることもできるのでそのあたりTOEFLより受験生にとっては好意的です。ただ、TOEFLよりも難しいと感じる点は答えを書き取らないといけないこと。いくら聞き取れていてもその単語のスペルが間違えばそれは間違いとなります。問題によっては3単語くらいまでの書き取りを要求してきます。このへんはTOEFLにない点で難点と感じる部分かと思います。
ちなみに最後に解答用紙にきちんと答えを書き写す時間を10分くれます。

<リーディング>
流れ
 3題の文章があり、それを60分で解く。つまり1題に対し持ち時間は20分。時間があるようだけど、いやいや、これがなかなか・・・。IELTSのリーディング部門はかんなりてごわいです。TOEFLなら、設問は大体問題文の上からやってきて、読み進めながら問題を解いていくことができますが、IELTSは全体を読んで初めて見えてくる答えというのもあります。とくに私のきらいな問題パターン、「これはこの文章に対してTRUEかFALSEかNOT GIVENか」を答える問題。「はい・いいえ」だけなら答えはまだ出しやすいかと思いますが、間違っている内容か、その内容は文章中には記載されていないとするか・・はかなり微妙な厳しい質問だといつも感じます。あと段落ごとにタイトルをつけるHeadingの問題も技術を要するところかと思います。(Mamaはそれが苦手なんです・・)本題が読めても質問で単語がわざと難しいのを使っていて、それで意味が逆転するようにひっかけてあったりトリッキーな問題がごろごろしています。単語力もかなり必要だと感じます。とにかく練習するときは、タイムマネージメントをきちんとしながら練習することをおすすめします。時間かければ読めても、時間内に読めなければ試験では意味ないですから・・・。

<ライティング>
流れ
 ライティングでは質問が2題あって時間は60分です。テスト用紙にもかかれていますし、試験官も注意を促してくれますが、1題目に20分、2題目に40分使うのが普通のようです。
 1題目はグラフがでるのが通例です。グラフをDescribeしろと・・・。が、ついこないだ受けた試験ではグラフの変わりに絵が出てきました。光合成のことを示している絵で、何をどういう順に書いていいのか、とても迷いました。そこに起承転結をつけるのは難しく、案の定スコアは前回よりも下がってでてきました。
 2題目に関してはほんとTOEFLと同じと考えていいと思います。40分の時間があるので、イントロダクションとコンクルージョンのパラグラフ以外に2つもしくは3つの肉付けとなるパラグラフをはさめれば完璧!だとMamaは思っています。
 あとは手書きなので、手が疲れます。とくに私はパソコンっ子なので手書きはきらいです。コピペができないのはつらいところです。

<スピーキング>
流れ
 そしてスピーキングですね。これはインタビュー形式で個室で1対1の試験となります。インタビューをする先生たちはそれぞれIELTSのEXAMINERとしての資格をもつ先生たちのようです。また、カセットに自分の声が録音されるため、マイクが準備されています。
 テストの成り立ちとしては以下3つのセクションから成り立ちます。
セクション1) 自己紹介に近い会話から少し派生するレベル・・・ここは確実におさえたいところです。
 例:仕事は何をしているの?どうしてその仕事を選んだの?どこに住んでるの?住んでる場所の特徴は?などなど・・・
セクション2) 問題が書かれた1枚の紙を見せられます。そこにお題があって、1分時間を与えられるので内容を考えてその後1−2分で言いたいことをまとめてしゃべれ・・・という形式のテストです。1分の間にメモをとってもかまいません。言いたいことを箇条書きにし、できれば起承転結をうまくつけられるよう構成を練ります。案がぱっと浮かぶお題ならラッキーですが、日本語でさえ何を言おうか・・というようなお題がでることも多々。この辺は日々英語脳にしておかないとうまく対応できない部分だと思います。
セクション3) セクション2にまつわるさらに突っ込んだ質問が飛んできます。けっこう手ごわい質問が多いです。例えばこないだ聞かれた例としては「あなたの国とアメリカで、若者はどういう風に高齢者のことをとらえてますか?」だとか、「高齢者にとって10年前今ではどちらが住み心地がいい社会だと思いますか?」だとか・・・突然言われてもねぇ〜・・・という感じでした。

スピーキング採点基準
 プライベートレッスンで聞いたのは「質問と答えが合致しているか・・というCoherence」「語彙力・・Vocabulary」「流暢さ・・・Fluency」「発音・・Pronunciation」の4セクションがそれぞれ9段階で採点され、その平均値をとることになっているようです。


スコアについて

 最後にもういっちょ。スコアについて。要求されているスコアは全体のアベレージが「6.5」そしてスピーキングは「7」となっています。つまりこれを最低の点数で満たすためには
リスニング・リーディング・ライティングの3部門あわせて「18」そしてスピーキングが「7」あれば25÷4で「6.25」。が、0.25という細かい刻みはないため、この場合くりあげで「6.5」となるしくみになっています。これが最低とらなきゃいけない点数です。リスニング・リーディング・ライティングではあわせて18とればいいので、どこか得意な分野が不得意な分野を助けることができます。が、スピーキングは単独で「7」要求されるので逃げようがありません。
 ちなみにすべて「9」が満点。リスニング・リーディングは「0.5」刻みで採点、ライティング、スピーキングに関しては「1.0」きざみで採点されます。

Last updated
July 20 2005