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見所
ビジターセンターで入園料を払い外に出ると、もうそこはジョン・ミュアの世界。果物の木が立ち並び時期ともなれば一面に花が咲き乱れ、甘い香りがただよっています。時にはその果樹園でとれた様々な果物が無造作に置かれ、無料で試食もできます。
外に出てすぐ目の前に小高い丘があります。その上にはジョン・ミュアが晩年まで住んでいた大きな家が建っています。パークレンジャー率いるツアーに参加してもいいですが、自分でガイドブックを見ながら散策するのもいいでしょう。
中に入るとジョン・ミュア一家が住んでいた当時のままの家具や置物があり、タイムスリップしたような錯覚さえ感じられます。部屋数は17、この当時では裕福な家庭だったようです。一階には妻のルイーがよく弾いていたピアノや、ジョンの肖像画が立てられ、奥のほうには大きなキッチンがあります。
二階に行きますと娘たちの部屋、自分たちの寝室そして書斎があります。書斎には原稿などがちらばり、そこでたくさんの名作が生まれたことを感じられます。奥の部屋には数々の写真が飾られ、中にはあのルーズベルト大統領と一緒にヨセミテでキャンプをした時の写真がありました。
三階は屋根裏部屋で当時の古い家具や農機具が置かれている、大きな部屋です。その部屋の真中に階段があり、四階へと通じています。階段は細くて急なんですが、のぼってみてびっくりしました。上の建物の写真を見ると分かりますが、一番上にとんがった所があります。四方ガラス張りになっていて、展望台になっていたのです。当時は農園が一望できたのでしょう。
建物の中を一回りしたら、今度は外に出てみてください。道沿いに歩いて行くと色々な果物の木が立ち並んでいます。当時はかなりの広さがあったそうです。途中、農機具を置いている物置小屋や風車があり、果樹園の中でピクニックもできるようになっています。
こうして、ナチュラリストで冒険家であり父親でもあった彼を、色んな背景からのぞくことができるかも知れません。 |